「名門復活へ!」 vol.1 京セラが全国大会へ

11月下旬に宮城県で行われる「全日本実業団対抗女子駅伝」の予選会「プリンセス駅伝」が10月23日に、28チームが出場して福岡県で行われ、霧島市に活動拠点を移してからは「初駅伝」となった京セラが3位に入り、上位14チームに与えられる出場権を獲得しました。

(第5中継所 :京セラ(赤)はエース区間の古瀬からアンカー・堀口へタスキ渡し)

京セラは、6人中5人が区間1ケタの走りでタスキを繋ぎ3位入賞。
かつては全国大会でも優勝経験のある名門が、オリンピック出場経験のある佐藤敦之監督・佐藤美保コーチのもとで復活の一歩を踏み出しました。

レース後、鹿児島に戻ってくる途中の佐藤敦之監督と連絡を取らせて頂くと「今回、ギリギリでの予選突破を想定して練習をしてきました。その緊張感が選手を強くし、プラスアルファが出たのだと思います。全国でも攻めの走りで頑張ります!」とお返事が届きました。

改めて6人の区間順位を振り返ると、7・18・7・9・7・2位と・・・上位争いは少し厳しそうな順位ですが、選手ひとりひとりが粘りの走りでタスキを繋いだことで、最終順位は3位。まさに「駅伝」ですよね。

しかも、本番まで一人として体調不良・怪我が許されないチーム状況のなかで走り切ったことにもチームの強さ・成長を感じ、11月の宮城でのレースが楽しみになりました。

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