レブナイズ新年初戦連勝 勝率8割復帰で前半戦終える
バスケットボールB3リーグ18チーム中2位の鹿児島レブナイズは1月7日と8日、2024年最初の試合を西原商会アリーナで戦いました。両日とも3000人を超えるクラブ記録の中、8位立川ダイスに連勝したレブナイズは、勝率を8割に戻し、2位でシーズン前半戦を終えました。
【GAME1 1月7日】
クラブ記録を更新する3251人が詰めかけた新年最初の試合。序盤レブナイズはシュートがリングに嫌われリードを許すも、武藤の連続3Pなどで追い上げ、2Qに長尾のバスケットカウントで同点に。前半は3点リードで折り返します。後半4Qにはゲールと森田の連続3Pなどで一時13点差を付けますが、終盤ファウルに苦しみ、残り1分で同点に追いつかれ延長戦に。一進一退の攻防の中、ゲインズJrがリングを揺らす豪快なダンクで空気を一変させると、速攻から森田がシュートを決めて5点差に。結局93-88でレブナイズが激闘を制しました。
☆鹿児島 19 26 21 13 14 | 93
★立川 22 20 19 18 9 | 88
#23 ゲインズJr:20得点
#31 ロート:14得点・13リバウンド
#34 リチャードソン:14得点
#5 ゲール:12得点
#11 森田:10得点
#50 長尾:7得点・5アシスト
◆カレロHC『立川はシーズン通していい試合をしていて、いい選手もいるのでなかなか難しい試合だった。後半自分たちがいいディフェンスで、相手を(各Q)20点以下に抑えることができ、ファストブレイクも出せた所で勝敗を分けることができたと思う』
【GAME2 1月8日】
前日とは一変、序盤からシュート精度の高いレブナイズは、ゲールの3本の3Pやロート、リチャードソンのインサイドでの奮闘で、前半51-32と大きくリード。後半3Qに一時26点差をつけるも、ややディフェンスが甘くなったところで一気に追い上げを許し、3Q終了時にはリードは10点に。それでも3000人超の大声援に背中を押されたレブナイズは、勝負どころでゲール、森田、ウィタカらがシュートをしっかり決め、88-71でホームを守りました。両日合計6418人入場はクラブ記録更新となりました。
☆鹿児島 29 22 14 23 | 88
★立川 20 12 23 16 | 71
#23 ゲインズJr:18得点・5アシスト
#34 リチャードソン:14得点・15リバウンド
#5 ゲール:12得点(3P 4/7)
#50 長尾:12得点
#11 森田:6得点・5アシスト
◆カレロHC『前半とても良かったが、途中でチームとしてリラックスしてしまった時間があった。たくさんの皆さんのサポートのおかげで新年を連勝できたことはすごく良かった。2日連続80分の試合で集中を続けるのは難しいが、それをやり続けなければならないし、シーズン後半を戦っていく中でメンタルの部分は重要になってくる』
◆藤田『3Q途中から巻き返されてしまったところは反省点。チームとして悪い部分もあったが新年2連勝できたのは良かった。プレーオフに向けて、後半戦は落としてはいけないところは絶対に勝っていかないといけないので、しっかり戦っていきたい』
◆リチャードソン『今日は立川を走らせることができたのでトータルで見るといいゲームだったと思う。オフェンスリバウンドもディフェンスリバウンドも自分の仕事の一部だと思っているので、それに関してはいい仕事ができた。いいポジションで前半戦を終えられたと思っている。後半戦は難しい試合が待っているので、できるだけ多く勝ちを積み重ねていきたい』
なお、能登半島地震の影響で被災地石川に拠点を置く金沢武士団の試合は中止となりました。
前半戦終えて2位のレブナイズ。次節は1月13日と14日、6位さいたまブロンコスをアウェーで対戦します。
【B3リーグ 2023-24シーズン順位表】(第13節・1月8日現在)
1 福井 23勝3敗 .885
2 鹿児島 21勝5敗 .808
3 香川 20勝6敗 .769
4 横浜EX 17勝9敗 .654
5 東京U 17勝9敗 .654
6 埼玉 16勝10敗 .615
7 徳島 16勝10敗 .615
8 立川 14勝12敗 .538
9 八王子 13勝13敗 .500
10 東京Z 12勝14敗 .462
11 山口 11勝15敗 .423
12 湘南 9勝17敗 .346
13 三重 9勝17敗 .346
14 品川 8勝18敗 .308
15 岐阜 8勝18敗 .308
16 豊田合成 7勝17敗 .292
17 岡山 7勝19敗 .269
18 金沢 4勝20敗 .167
【リーダーズ】(レブナイズ関係)
<得点>
9位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均18.46
<リバウンド>
10位 カイル・リチャードソン 平均8.88
<3P成功率>
10位 ティム・ゲール 40.14%
<スティール>
2位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.08