苦しい状況を全員ハードワークで打破 レブナイズ連勝
バスケットボールB3リーグは終盤戦。4位の鹿児島レブナイズは3月11日と12日、12位東京八王子ビートレインズと県体育館で対戦しました。2か月ぶりの鹿児島市内の試合に、2日合計3700人超のブースターから大声援が送られました。
【GAME1・3月11日】
試合は互いに激しくリードを奪い合うシーソーゲーム。ケガの濱田に代わって先発したガード森田が前半3本の3Pシュートを決めて食らいつきます。2点を追う後半3Q、ハードなディフェンスでミスを相手のミスを誘うと、ゲインズJrがこのクォーターだけで13得点。逆転すると、そのままリードを広げて88-77で勝ちました。ゲインズJrは驚異的な9スティールを記録しました。
☆鹿児島 23 20 23 22 | 88
★八王子 24 21 18 14 | 77
#23 ゲインズJr:32得点・9スティール
#11 森田:23得点(3P:4/6)・7アシスト
【GAME2・3月12日】
ケガやコンディション不良で主力3選手を欠く苦しい状況のレブナイズ。しかし県体育館で過去最多2056人のブースターが終始大声援で選手を後押しします。同点で迎えた後半、3Qに中島が3本の3Pシュートを決めるなど一気に33得点で突き放したレブナイズ。その後もディフェンスの手を緩めることなくリードを広げ、91-66で快勝。全員ハードワークでしっかりと4位をキープです。
☆鹿児島 25 13 33 20 | 91
★八王子 23 15 14 14 | 66
#23 ゲインズJr:21得点
#1 中島:20得点(3P:4/6)
#17 ファクエイド:12得点
#32 武藤:12得点
#11 森田:4得点・9アシスト
◆クルニッチHC『選手たちはハードにベストを尽くして戦ってくれた。GAME1よりもメンバーが少ないタフな状況だったが、その中でできる最大限のことをやってくれたチームをリスペクトしている。このゲームの鍵は、後半の部分でプレッシャーをかけて相手のやりたいことをやらせなかったこと、またそのプレッシャーからファストブレイクやいいオープンショットを打てていたことが勝因。多くのブースターの皆さんの応援は非常に嬉しかった』
◆武藤キャプテン『非常にチームとしてやりたかったことがやれたゲーム。前半こそ同点で終わってしまったが、それでも40分間インテンシティを下げず戦えたことが快勝に繋がったと思う。相手もGAME1からディフェンス変えてきた中で、しっかりコミュニケーションとりながら対応でき、チーム一丸で戦い切れたことは非常に良かった。会場のすごい声援は、シュートを決めようというモチベーションになった』
◆中島(MVP)『前半少し競ってしまったが、3Qの出だしのアグレッシブさが結果に繋がったと思う。森田選手がボールをプッシュし自分がオープンなのを見つけてくれたので、あとは打つだけ、決めるだけだった。GAME1は1本も決められなかったが、GAME2は気持ちを切り替えて決めてやろうという強い気持ちで挑むことができたのが結果に繋がったと思う』
次節もホームゲームのレブナイズは、3月18日と19日に西原商会アリーナで13位湘南ユナイテッドBCと対戦します。
【B3リーグ 2022-23シーズン順位表】(第22節・3月12日現在)
1 岩手 39勝5敗 .886 ※PO進出
2 埼玉 36勝8敗 .818 ※PO進出
3 静岡 35勝9敗 .795 ※PO進出
4 鹿児島 34勝10敗 .773 ※PO進出
5 横浜EX 33勝11敗 .750 ※PO進出
6 東京U 27勝17敗 .614 ※PO進出
7 岡山 24勝20敗 .545
8 岐阜 19勝25敗 .432
ーーーー(プレーオフ進出ライン)ーーーー
9 豊田合成 18勝26敗 .409
10 三重 15勝29敗 .341
11 金沢 14勝30敗 .318
12 八王子 14勝30敗 .318
13 湘南 14勝30敗 .318
14 立川 12勝32敗 .273
15 山口 12勝32敗 .273
16 品川 6勝38敗 .136
【リーダーズ】(レブナイズ関係)
<得点>
2位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均24.40
<アシスト>
4位 濱田貴流馬 平均4.32
10位 森田雄次 平均3.48
<3ポイント成功率>
10位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 38.68
<スティール>
1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.47
<ブロックショット>
3位 藤田浩司 平均1.10