苦しみながらもアウェー連勝で2位浮上 レブナイズ

バスケットボールB3リーグ、16チーム中3位の鹿児島レブナイズは19日と20日、12位ヴィアティン三重とアウェーで対戦しました。バーンズに加えて森田もコンディション不良で欠場の中、控え選手が活躍しました。

【GAME1・11月19日】

レブナイズは開始早々リードするもなかなかリズムに乗れず、前半は44-39と5点リード。後半3Q序盤、武藤が3本の3Pを決めて突き放します。その後も食い下がる三重でしたが、レブナイズは終盤に長尾が縦横無尽に駆け回り、3Pで流れを断ち切ると、そこからじわじわと引き離し、96-75で勝ちました。ルーキー長尾は初の二桁得点となる13得点を挙げました。

5試合連続”ダブルダブル”の活躍でゴール下で奮闘した#31ロート

★三重  18 21 19 17 | 75

☆鹿児島 29 15 29 23 | 96

#23 ゲインズJr:25得点・6アシスト

#50 長尾:13得点

#1 中島:12得点

#31 ロート:11得点・11リバウンド

#32 武藤:11得点

#15 濱田:6得点・5アシスト

◆長尾(プロ初の二桁得点)『個人的に前半気持ちで負けてしまっていて悪いプレーでチームに迷惑をかけてしまったが、後半先輩たちが声をかけてくれて立て直すことができたことは自分にとっていい経験となった』


【GAME2・11月20日】

互いにリズムに乗れない中、ゴール下で今川が体を張ったディフェンス。レブナイズはこの日も前半5点リード。後半3Q一時リードを14点に広げますが、追いつかれ59-59同点で最終4Qに。ようやくハードなディフェンスが戻ったレブナイズは終盤、今川の速攻、ゲインズJrと濱田の3Pなどでリードし、90-80で辛くも勝利を修めました。エースのゲインズJrが31得点の活躍で4連勝としたレブナイズは、順位を2位に上げました。

【GAME2】13得点・6アシスト・5スティール、さらに勝利を決定づける3Pを決めた#15濱田

★三重  16 20 23 21 | 80

☆鹿児島 23 18 18 31 | 90

#23 ゲインズJr:31得点

#15 濱田:13得点・6アシスト・5スティール

#32 武藤:13得点

#31 ロート:12得点・14リバウンド

#43 今川:10得点

◆クルニッチHC『ゲームの序盤でファウルトラブルがあったが、チーム全員で協力して乗り越え、特にディフェンスの部分で良く戦ってくれた。ケガなどいろんな部分で選手が欠けているタフな状況だが、しっかりコンディションを整えて次の試合に向けて準備していきたい』

◆濱田『2連勝できたことはすごくよかったが、2日間ともフリースローの精度やターンオーバーの数の多さはもっと自分たちの課題にしなければならない。3Pシュートなどを簡単に打たせないようにしている中で、結構打たせてしまったところは来週に向けて考えていかなければならない』

レブナイズの次節は今月26日と27日に13位豊田合成スコーピオンズとのアウェーゲームです。


【B3リーグ 2022-23シーズン順位表】(第7節・11月20日現在)

1  横浜EX 12勝2敗  .857

2  鹿児島  12勝2敗  .857

3  静岡   12勝2敗  .857

4  岩手   11勝3敗  .786

5  岡山   11勝3敗  .786

6  埼玉    9勝5敗  .643

7  東京U   9勝5敗  .643

8  八王子   6勝8敗  .429

ーーーー(プレーオフ進出ライン)ーーーー

9  金沢    6勝8敗  .429

10 山口    5勝9敗  .357

11 湘南    5勝9敗  .357

12 三重    4勝10敗 .286

13 豊田合成  4勝10敗 .286

14 岐阜    3勝11敗 .214

15 立川    3勝11敗 .214

16 品川    0勝14敗 .000


【リーダーズ】(レブナイズ関係)

<得点>

3位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均21.29

<アシスト>

7位 濱田貴流馬 平均4.21

<リバウンド>

8位 ローガン・ロート 平均9.29

<3ポイント成功率>

9位 森田雄次 42.86%

<スティール>

1位 アンソニー・ゲインズ・ジュニア 平均2.50

<ブロックショット>

5位 藤田浩司 平均1.33

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