レブナイズ プレシーズンゲームで格上熊本に健闘

新生レブナイズが躍動しました。バスケットボールB3リーグの鹿児島レブナイズは4日、格上B2の強豪・熊本ヴォルターズを迎えてプレシーズンゲームを戦いました。

昨季の躍進で注目度が上がっているレブナイズと、悲願のB1昇格を狙うお隣熊本との対戦とあって、西原商会アリーナにはレブナイズ史上最多の1851人のブースターが詰めかけ、プロバスケの迫力を堪能しました。

試合は序盤、昨季B3ベスト5・ゲインズJrの豪快なダンクや新加入・森田の3Pシュートなどでレブナイズが先手を取りますが、熊本が昨季B2・MVPウッドベリーなどの得点で逆転。前半は38-52と熊本がリードします。

後半レブナイズは新加入のバーンズや今川らの得点で追い上げ一時6点差に迫りますが、熊本のインサイドの強さに屈し、結局76-93で熊本に軍配が上がりました。

合流遅れなどでベンチ入りが10人しかいなかったレブナイズはその10人が全員得点で格上熊本に食らいつき、レギュラーシーズンへの期待を大いに感じさせる試合内容に、詰めかけたブースターから大きな拍手が送られました。


★鹿児島 22 16 26 12 | 76

☆熊本  31 21 26 15 | 93

#23 ゲインズJr:21得点・5スティール

#43 今川:9得点

#1 中島:8得点


◆プレドラッグ・クルニッチHC『皆さんの応援のおかげで力をもらって、B2でも上位の熊本相手に強く戦うことが出来たと思う。前半後半で違っていたところはディフェンスの強度。前半は自分たちのディフェンスのプレッシャーとアグレッシブさが十分ではなかったが、後半はアグレッシブにディフェンスができていた。プレシーズンゲームを重ねていき、レギュラーシーズンをいい状態で臨めるよう整えていきたい』

◆#15濱田貴流馬『結果としては負けてしまったが、今季自分達がやらなきゃいけないこと、逆にやらせてはいけないことが見えたゲームとなった。練習からより強度を高くやらなければならないと感じた。B2昇格だけでなく、上がってからもしっかり勝てるところまで求めなければならない。B3もレベルが上がってきているので、そういう気持ちで今季昇格を目指したい』

◆#43今川友哲『まず会場の雰囲気がすごくよかった。その中で、格上相手の試合だったが途中まで戦えた中で最後まで戦いきれなかったところが課題。チームはいい時間と悪い時間帯が極端に分かれてしまっていた。ある意味フィジカルで負けたと思うのでそこは強化していきたい。しっかり一勝一勝してチームの目標であるB2昇格の力になりたい』

レブナイズは今月10日にB3岡山と、11日にはB2福岡と指宿総合体育館でプレシーズンゲームを戦い、10月1日の開幕戦に備えます。

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