「親友との再会を目指し、県高校総体に挑む」~鹿実相撲部新人部員の思い~
県高校総体が始まりました。相撲の団体戦に出場する鹿児島実業相撲部には、今年、7人の1年生が入部しました。その中には、去年の全国中学総体の団体戦で古仁屋中学校を40年ぶりに全国優勝へ導いた2人がいます。奄美大島出身の益山虎大さんと龍山克真さんです。同部の菅間伝心主将は「龍山はスピードがすごい。益山はその動きになかなかついていけない時がある」と話し、2人の実力に一目置いています。去年の中学総体の優勝メンバーのうち一人である重村鴻之介さんは、日本一を目指し県外の高校へ進学しました。益山さんと龍山さんの2人は、重村さんについて、「全国大会で会おうと話をした。敵だけど友達としては一番の親友で、相撲ではライバル。全国に絶対出て戦いたい」と語り、親友との再会を目指し、県高校総体に臨みます。団体戦で鹿児島から全国にいけるのは一校のみ。その代表を決める県高校総体は5月25日に行われます。