弓道は涙、自転車は2児の母が…14日鹿児島県勢が優勝ラッシュ かごしま国体
かごしま国体は14日も県勢が活躍。優勝ラッシュでした。
出水市で開かれた弓道の遠的は、60m先にある直径1メートルの的を狙い、合計点であらそいます。少年女子の予選をトップ通過した鹿児島は、決勝トーナメントでも、兵庫、新潟に圧勝し、静岡との決勝戦に臨みました。
3人は、去年の栃木国体で5位入賞したメンバー。決勝戦では、鹿児島工業の宮下美来選手と、加治木工業の佐藤愛澄選手が満点となる10点を記録するなどして、静岡を81対52でくだし、優勝しました。
(佐藤愛澄選手・加治木工高)「一切の不安なく、決勝まで挑めた試合だったので楽しかった」
(鷹木さおり選手・加治木工高)「実力をしっかりと発揮できたので良かった」
少年男子の遠的は鹿児島が3位に入賞しました。
南大隅町で開かれた自転車競技・女子500mタイムトライアルでは、鹿児島代表の山本さくら選手が36秒718の大会新記録で優勝しました。
(山本さくら選手)「ホッとしてます、達成感でいっぱいです。かっこいいお母さんの姿が記憶に残ってくれればいいと思う」
霧島市で開かれた馬術・成年男子国体大障害飛越では、鹿児島代表の村岡一孝選手が優勝。
少年自由演技馬場馬術では日高凱斗選手が優勝。成年女子トップスコアでは鹿児島代表の原田いずみ選手が優勝。
少年ダービーでは鹿児島代表の原田璃空選手が優勝しました。
鹿児島市で開かれている陸上競技の少年男子100mでは、鹿児島代表の安田夢雄生選手が準優勝でした。
(安田夢雄生選手・星峯中)「後半で負けてしまうところを、しっかりと改善して次に繋げたい」
陸上の成年女子5000m競歩に出場した大山藍選手は4位入賞でした。
カヌー競技のカヌースプリント少年男子カナディアンペア500mでは鹿児島代表の城ノ下倫太郎選手と赤崎俊太朗選手のペアが3位入賞です。
(城ノ下倫太郎選手・国分高)「最後まで2人であわせて追い込めたのが今までと違ってよかった」
(赤崎俊太朗選・鹿屋工高)「2人とも全力出せたのでとてもいいレースだった、悔いはない」
志布志市で開かれているかごしまサッカー成年男子の準決勝で鹿児島は北海道と対戦。先制を許しますが、前半29分にMF渡邉、31分には、FW石崎がゴールを決め、2対1とリードして、前半を折り返します。サイドが変わった後半3分には、FW片山が3点目をうばい、3対1で北海道を下し、15日の決勝戦へ進出しました。
(片桐羽馬人主将・鹿屋体大)「多くの方が応援してくださっているので、絶対優勝したい」
奄美市で開かれている相撲・少年男子団体は準々決勝に臨みましたが、2対3で惜しくも敗れ、5位入賞でした。
※日高選手の高ははしごだか
※赤崎選手、石崎選手の崎はたつさき