ホーム連勝で暫定首位に浮上! 女子ハンド・ソニー


7月に開幕した日本ハンドボールリーグ女子。
霧島市を拠点に活動するソニーセミコンダクタマニュファクチャリングは、8月6日にホーム戦で勝利し、暫定首位に浮上しました。

ここまでリーグ2位のソニーは、ホームで8位の大阪ラヴィッツと対戦。

ソニーは立ち上がりから、持ち味の堅守速攻で得点を重ねます。前半8分、大沢のセーブからの速攻でキャプテンの角南がゴール。さらに、前半9分からは圧巻の7連続得点でリードを広げると、新人・笠のホーム戦初ゴールも飛び出すなど、前半だけで相手の倍の20得点。10点リードで試合を折り返します。

(若手の活躍で選手層の厚みを見せたソニー 写真は新人の笠泉里選手)

後半に入ってもソニーの勢いは止まらず。
角南の代わりに入った笠井が、連続でポストシュートを決めるなど、途中出場の若手も活躍を見せ、34対21と完勝。
選手層の厚みを見せたソニーは、ホーム戦連勝で暫定首位に浮上しました。

☆ソニー 20 14 | 34
★大阪  10 11 | 21

(トップスコアラー)#7金城ありさ・#13北原佑美・#24角南果帆:5得点

(ハンドボールリーグで鹿児島県初の審判となった 神田史郎さん(左)と小牟禮竜太さん(右))

そして、この試合で審判を務めたのが、県ハンドボール協会の神田史郎さんと小牟禮竜太さん。
普段、高校で教鞭をとる2人は、ともに鹿児島県初の日本ハンドボールリーグでの審判を務めました。
試合後、神田さんは「なかなかない機会なのでとても緊張した。新鮮な気持ちで、いい準備をして試合に臨めたと思う」と話し、もう一人の審判小牟禮さんは「ソニーというチームがありながら、鹿児島県に日本リーグの審判がいない状況だった。細かくルールを知ることで、高校生など下の世代の競技力向上にもつながると思う」と話してくれました。

暫定首位に浮上したソニー。
8月はあと2試合。11日に三重と、そこから中2日で新規参入の香川銀行と対戦。
その後、およそ2か月の中断期間に入ります。

<第47回日本ハンドボールリーグ女子 順位表>(8月8日現在)

1位  ソニー       5勝1敗    +34

2位  北國銀行      4勝      +73

3位  イズミ       4勝1敗    +23

4位  オムロン      4勝1敗    +10

5位  PIアランマーレ  4勝2敗    +4

6位  HC名古屋     2勝1分2敗  -5

7位  三重        2勝3敗    +1

8位  大阪        1勝5敗    -34

9位  香川銀行      1勝4敗    -44

10位 岐阜        1分4敗    -35

11位 ザ・テラスホテルズ   4敗    -27

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