高校野球・春の九州大会 大島は初戦敗退


宮崎県で開かれている高校野球春の九州大会。
鹿児島県からは、「センバツ」に出場した大島高校と、春の県大会を制した神村学園が出場しました。

大会3日目となった4月25日、大島高校は選抜高校野球大会後初の「公式戦」で小林西(宮崎第2代表)と対戦。大島の先発・大野は初回。四球でランナーを出すも、2つの三振を奪う上々の立ち上がりを見せます。すると1回ウラ、大島はフォアボールと送りバントで1アウト3・2塁と先制のチャンスを作り打席には4番の中。ここで中がレフト前タイムリーを放ち、大島が2点を先制します。

投げては、先発・大野が5回まで好投を続けます。
しかし、6回にソロホームランを浴びると、7回表には制球が定まらず、打者一巡の猛攻を受け一挙6失点。
逆転を許した大野は、6回途中でマウンドを下ります。
終盤、反撃を見せたい大島でしたが相手の継投を崩せず。3対8で敗れ、初戦敗退とはなりませんでした。

(試合後、夏への再起を誓った大島高校3年・大野稼頭央投手)

試合後、先発の大野稼頭央投手は、「断したことがああいうピッチングにつながった。チームもこのままでは夏は絶対勝てない。もう1回ゼロから作り直していきたい」と力強く話しました。

一方、県大会を制し九州大会へと駒を進めた神村学園は、23日、宮崎学園(宮崎第1代表)と対戦し14対1(5回コールド)と快勝。
神村学園は26日、大分舞鶴(推薦校)との2回戦に挑みます。

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