今季初の4連勝ならずも5位に浮上 ユナイテッドFC
サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、10月18日に今シーズン初の4連勝を掛けて、ホームでセレッソ大阪U23と対戦しました。
今シーズン最多となるホームの応援を受けるなか始まった試合。最下位チーム相手に何としても白星をあげたい6位のユナイテッドFCは、いきなりチャンスを作ります。
前半6分には酒本から相手ディフェンダー裏へのスルーパスが供給され、米澤がフリーで持ちますが、GKと1対1のシュートはゴール左にそれ、先制ならず。
両チーム無得点で迎えた後半も、なかなか流れがつかめないユナイテッドFCでしたが、後半36分には途中出場の左サイドバック・田中からのクロスに、中央で途中出場・萱沼が飛び込みますヘディングシュート。しかし、昨シーズンまで鹿児島でプレーしていたC大阪U23のGKアンに阻まれます。
その直後、相手のミドルシュートにサポーターは肝を冷やしますが、初先発のGK畑(今季新加入)がファインセーブでしのぎます。
両者譲らぬ攻防は、スコアレスドローで終了。
ユナイテッドFCは、今季初の4連勝を逃しましたが、最低限の勝点1を積み上げ、順位を5位に上げました。
試合後、金鍾成監督は「上位との勝点差を縮めることが大事なので、勝点1(引き分け)では足りないと思っている。勝点3(勝利)を獲るためにどうするかだけ考えていきたい。どちらに転んでもおかしくないという流れと内容の中で、チームが、個人が、結果を出す事が大事になる。」と勝敗の分かれ目について話しました。
また、初先発でビッグセーブも見せたゴールキーパーの畑実選手は「結果として無失点で終えたことが一番の収穫です。ビルドアップ・攻撃の組み立ての部分でミスがあったので、そこを、正確にこなしていくことが得点につながると思う。課題が出たので練習からやっていきたい。」と次の白星に向けての抱負も話しました。
ユナイテッドFCの次の試合は10月25日(日)。
アウェーで、16位のヴァンラーレ八戸と対戦します。
【2020J3順位表】 第22節終了時(10月19日現在)
>>>>>>>>>>>>>>>>勝点 得失点
1位 ブラウブリッツ秋田 54 +32
2位 AC長野パルセイロ 42 +18
========J2昇格ライン=========
3位 ロアッソ熊本 42 +13
4位 SC相模原 39 +3
5位 鹿児島ユナイテッドFC 37 +7
6位 FC岐阜 37 +5
7位 ガイナーレ鳥取 34 +3