山本元喜選手(鹿屋体大卒)が初優勝! 全日本自転車競技選手権
島根県で行われた自転車ロードレースの日本一を決める「全日本選手権」の最終日、6月24日には男子エリート(213km)があり、鹿屋体育大学卒業の山本元喜選手(キナンサイクリングチーム)が初優勝を果たしました。
アップダウンの厳しい1周14.2kmの周回コースを15周する213kmの長丁場に加え、気温30度を越える猛暑により、出走した119名中、完走出来たのがたった31名という過酷なサバイバルレースとなった男子エリート部門。
優勝争いが3名に絞られた終盤、山本選手は最終周回に突入した瞬間に猛然とアタック。後続を引き離し、2位に32秒の大差をつけてトップでフィニッシュ。これまで多数のプロ選手を輩出してきた鹿屋体育大学としても初となる、この部門でのタイトル獲得となりました。
レース後、山本選手は、「チーム連携が成功した。終盤も余裕があり最終周回に入り積極的に勝負をかけた。毎年何人もの鹿屋体育大学関係者が優勝候補に挙げられながら獲れなかったビッグタイトルを初めて獲得できて名誉に思っている。」と話しています。
【大会結果】※3位までと完走した鹿児島県関係選手
◎男子エリート(213km)
1位 5時間46分53秒 山本元喜 (キナンサイクリングチーム/鹿屋体育大学卒)
2位 5時間47分25秒 佐野淳哉 (マトリックス・パワータグ)
3位 5時間49分36秒 新城雄大 (キナンサイクリングチーム)
7位 中島康晴 (キナンサイクリングチーム/鹿屋体育大学卒)
14位 吉田隼人 (NIPPOヴィーニファンティー二/鹿屋体育大学卒)
16位 石橋学 (チームブリヂストンサイクリング/鹿屋体育大学卒)
24位 黒枝士揮 (愛三工業レーシングチーム/鹿屋体育大学卒)