気迫に満ちたプレーで白星をつかむ ユナイテッドFC

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、9月3日にホームで、いわてグルージャ盛岡と対戦。
終始、球際の強さを見せ、4試合ぶりの無失点勝利で白星をつかみました。

台風9号の影響で、当初の予定から1日遅れた形で行われた第13節。
ここまで9位につける鹿児島ユナイテッドFCは、16位のいわてグルージャ盛岡と対戦しました。
序盤から攻守の切り替えが激しい展開となる中、ユナイテッドFCは相手ゴール前で短いパスをつなぎチャンスを作ります。前半19分には、中央やや左でボールを持った中原が、相手ディフェンスラインのギャップを突くパスを出し、最後は馬場がゴール左隅に落ち着いて決めてユナイテッドFCが先制に成功します。この後、追いかける岩手との一進一退の攻防となりますが、球際や相手のチャンスシーンで体を張ったユナイテッドFCが、同点ゴールを許しません。

後半は、両チームともにフレッシュな選手を投入し、試合を活性化させます。
ユナイテッドFCは開幕戦以来12試合ぶりにFWの萱沼をピッチに送り、攻撃のテンポを変えます。さらに、途中出場となった枝本・ニウド・田中も、チームが前半から続ける、前からのディフェンスをしっかりと体現し、チームに貢献。追加点こそ奪えませんでしたが、最後まで、チーム内の意思統一が図られ、気迫に満ちたプレーを見せたユナイテッドFCが4試合ぶりの無失点勝利で順位を暫定5位に上げました。

ユナイテッドFCの次の試合は9月6日(日)午後6時から。
9日間で3試合の最終戦で、11位のヴァンラーレ八戸と対戦します。

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