あこがれの甲子園でアピール! プロ入りを目指して
プロ野球入りを目指す高校3年生を対象とした合同練習会が、8月29・30日の二日間、阪神甲子園球場で行われ、鹿児島からも3人が参加しました。
プロのスカウトらが見守る中で行われた「プロ志望高校生合同練習会」には、西日本の高校生77人が参加。その中に屋久島高校3年の黒飛海太選手の姿がありました。
練習会の出発前にMBCの取材に対し「小学校5年生の頃から、将来の夢がプロ野球選手で、この合同練習会に挑戦するしかないと思った。自分のベストを出し切って、屋久島に笑顔で帰って来たい。」と話していた黒飛選手。
練習会のシートノックでは誰よりも大きな声を響かせ、強肩もアピール。また自信のあるバッティングでは180センチ・83キロの体格を生かし、外野へヒット性の当たりも飛ばしました。
今年夏の県大会代替大会では熊毛地区大会で敗れ、満足な結果を残せなかった黒飛選手。すべての思いを、あこがれの甲子園でのアピールにぶつけました。
合同練習の翌日、屋久島に戻った黒飛選手は充実した笑顔で「最初は緊張して上手く動けませんでしたが、自分らしさを出そうと思って最初から声を出し、元気も出して、全て出し切ったので悔いは無く、あとは結果を待つだけです。」と話してくれました。
黒飛選手は、10月26日に予定されている「プロ野球ドラフト会議」での吉報を待つ形となります。
なお鹿児島からは、夏の代替大会で優勝した神村学園から、ピッチングとバッティング両面でプロ注目の桑原秀侍選手と、長打力が魅力の大型外野手・井上幹太選手もこの合同練習に参加し、スカウト陣に「持ち味」をアピールしていました。