永畑選手が引退しクラブスタッフに就任 冨成選手も引退宣言

来シーズンからJ3で戦うことになった鹿児島ユナイテッドFCは、12月9日に永畑祐樹選手の現役引退とクラブスタッフ就任を発表しました。

永畑選手は出水市出身の30歳で、ドリブル突破を武器に、チームのJ2昇格に大きく貢献しました。ユナイテッドFCの前身チーム・ヴォルカ鹿児島の頃からプレーし、鹿児島で7シーズン目となった今シーズンは、J2リーグ戦1試合と天皇杯1試合の出場のみとなっていました。
なお来シーズン・2020シーズンからはスカウト担当としてクラブスタッフに就任することも合わせて発表されました。

永畑選手はクラブを通して「今シーズンをもって引退することに決めました。まずは、鹿児島ユナイテッドFCを応援してくださる皆様、J3降格という結果になってしまい申し訳なく思います。鹿児島ではヴォルカ鹿児島時代含め7年もプレーさせて頂き、J3昇格、J2昇格と夢のような経験をする事が出来ました。帰ってきた頃は、サポーターみんなの顔を覚えられるくらいの人数でしたが、今は1万人近くの方々がスタジアムに集まるクラブにまで成長しました。ここ数年の成長は物凄い勢いで、鹿児島のポテンシャルの高さに本当に驚かされました。鹿児島に関わる全ての力を合わせ、1年でJ2の舞台に戻りましょう。プロサッカー選手としてスタートさせていただいた清水エスパルスの皆様、僕にサッカー選手になるきっかけを与えて頂きありがとうございました。ギラヴァンツ北九州の皆様、J3優勝J2昇格おめでとうございます。
最後に、12年間支えて下ったファン、サポーターの皆様、スポンサー関係の皆様、現場で共に戦った皆様、本当にお世話になりました!今後は、鹿児島ユナイテッドFCフットボール本部スカウト担当として仕事をさせて頂く事になりました。また違う形にはなりますが、今まで以上に努力し鹿児島の為に必ずJ2に戻れるように頑張っていきます。」と、今後に向けた決意も表明しています。

また先日、契約満了となっていた冨成慎司選手も同日、現役引退を表明。
クラブを通して「ここ数年は怪我が続き思い描いた通りにはいかないことが多かったですが、多くの方の協力を得て何度も復帰しピッチでプレーすることが出来ました。本当に感謝します。この11年間、応援して下さったファン、サポーターの皆さん、所属チームを支えてくださったスポンサーの皆さん、ありがとうございました。僕を必要としてよんでくれた岐阜、藤枝、鹿児島、各クラブ、スタッフに感謝します。また、共に戦ってくれた選手の皆さんには感謝してもしきれません。みんながいたからここまで出来たし今の自分がいると思います。本当にありがとうございました。そして何より、どこに行っても1番のファンでありサポーターであった両親には本当に感謝します。ここまでのサッカー人生を送れたのは間違いなく2人のおかげです。ありがとう。冨成慎司に関わって下さった全ての皆様に感謝します。11年間、本当にありがとうございました。」とコメントを寄せました。

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