西監督と泉谷コーチが再び「W杯」へ! 知的障がい者サッカー
2022年に向けての「旅」が始まります。
鹿児島ユナイテッドFCの知的障がい者サッカーチーム「フューチャーズ」の西眞一総監督と泉谷光紀監督が、2022年に開催予定の「第8回INASサッカー世界選手権大会(知的障害者サッカー世界大会)」、通称「もうひとつのW杯」で日本代表監督・コーチに就任することが分かりました。
日本代表監督を務める西眞一さんは姶良市出身の46歳で、姶良市の職員として働きながら知的障がい者サッカーの強化・普及の活動を続けており、前回・2018年のスウェーデン大会に続き二大会連続での代表監督就任となりました。現在は鹿児島ユナイテッドFC「フューチャーズ」の総監督も務める西さんは、クラブを通して「選手個々の強みと日本の組織力を融合し、世界を相手に『全員攻撃、全員守備のサッカー』で果敢に挑みます。ひたむきにボールを追いかけ、どんな時でも最後まで戦い続ける選手とともに、最高の準備をして過去最高の成績を残します。」と決意を述べました。
また、代表コーチに就任する泉谷光紀さんは大阪出身の36歳で、ユナイテッドFCの前身・ヴォルカ鹿児島でプレー後、教員をしながら県内の知的障がい者サッカーの現場で指導を続け、現在はフューチャーズの監督を務めています。前回大会に続きコーチに就任した泉谷さんは「選手一人ひとりの『良さ』と『可能性』を引き出し、伸ばしていき、2018年の世界大会での悔しさを再び味合わないためにも、さらにいい準備をしていきたいと思います。」と決意を新たにしています。
前回・2018年スウェーデン大会の取材記はこちらから ⇒ 「サッカーが教えてくれたこと…」