県代表が2年連続4度目の優勝! 茨城国体・水球

9月末に本格的に開幕する「いきいき茨城ゆめ国体」の会期前競技として行われている水泳・水球競技で、県代表が優勝、連覇を果たしました。

9月16日までの4日間、土浦市で行われた茨城国体の水球競技。
決勝に進出した県代表は、先月のインターハイで8年ぶりの優勝を果たした鹿児島南高校単独チーム。対するのは、インターハイで3位に2校が勝ち上がった埼玉県選抜です。

試合は、立ち上がりの第1ピリオド3分、鹿児島が田村からのパスを受けた荻原のシュートで先制すると、そこから3連続ポイントで流れをつかみます。またピンチの場面では、ゴールキーパーの木之下が好セーブを連発。前半を6対3と、リードして試合を折り返します。

ところが後半は一転、相手ペースに。「インターハイ優勝もあり相手に研究されていた」と江口監督。残り4分を切って同点に追いつかれてしまいます。
しかし、嫌な流れにもインターハイ王者としての強さを見せました。試合終了1分前には園田のロングシュートが相手を弾き勝ち越し点を奪うと、最後は相手の全員攻撃をしのいだ鹿児島代表。12対10で勝利し、県勢としては2年連続4度目の優勝を飾りました。

試合後のインタビューで田村瑞希キャプテンは、
「苦しいときも互いに声を掛け合い、流れを変えられたチームワークが良かったと思います。「王者としての戦い」が、少しはできたと思います。」と、笑顔で勝因を語りました。

「いきいき茨城ゆめ国体」は、9月28日に総合開会式が行われ、本格的に開幕。
10月8日まで茨城県全域を舞台に熱戦が繰り広げられます。

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