ベスト8出揃う! 高校野球 夏の鹿児島大会
夏の甲子園を目指し熱戦が続く、高校野球の鹿児島大会。
7月22日も4回戦4試合が行われ、ベスト8が出揃いました。
久しぶりに夏の青空が顔をのぞかせた県立球場。第1試合では、夏連覇を狙う鹿児島実業とノーシードから勝ち上がった国分中央が対戦。両校は、新チーム発足後初の公式戦・秋の県大会でも対戦し、そのときは鹿実がコールド勝ちを収めています。
試合が動いたのは1回ウラ。国分中央は2アウト3・1塁の場面で、三塁ランナー井上がホームスチールを決め先制。秋大会のときには失敗したプレーを、最後の夏は決めて見せます。これで流れをつかむと、国分中央は3回にも3番・坊野にライト前タイムリーヒットが生まれ、2点のリードを奪います。
追いかける鹿実は、中盤、何度もスコアリングポジションにランナーを進めますが、国分中央の先発・今村の前に後が続きません。
その後、両チームともスコアボードに0が並び、迎えた最終回。連覇を狙う鹿実が意地を見せます。
1アウトから先発ピッチャーの福留、代打・3年生の岩元が、初の連打で出塁し2・1塁。一打出れば、一気に流れが傾く場面でしたが、最後はショートゴロ。
国分中央が2対0で、秋の大会で敗れた鹿実に完封勝利を収め、ベスト8進出を決めました。
この他の結果です。
県立球場の第2試合では、第4シードの鹿児島情報が5回コールド勝ち。
市民球場では、れいめいと樟南が、ともにシード校に勝利しベスト8入りを決めました。
このまま日程が順調に進めば、7月26日に準決勝、28日に決勝戦が行われます。
【4回戦・2日目の結果】
<県立球場>
国分中央 2-0 鹿児島実業
鹿児島情報 10-0 鹿屋工業 (5回コールド)
<市民球場>
れいめい 6-4 枕崎
樟南 12-3 尚志館 (7回コールド)