鹿児島情報・鹿児島南が連覇! 県高校総体・柔道団体

今年夏に鹿児島を中心に南九州4県で開催される「全国高校総体・インターハイ」出場をかけて熱戦が続く県高校総体。
5月28日からは、夏の全国大会の舞台となる鹿児島市の鹿児島アリーナで柔道が始まりました。

大会初日の団体戦には、県内から男子19チーム、女子9チームが出場。トーナメント戦を勝ち抜いた4チームによるリーグ戦で、上位2校に全国大会の代表権が与えられます。(今年は地元開催枠も)

男子団体は、最終戦まで代表権をつかむチームが分からない展開に。

(一本を狙って…)

一歩リードしたのは、先に2勝している鹿児島情報。情報は鹿児島実業との最終戦で先鋒から中堅まで3連勝とし、大会連覇を決めます。
この結果、勝利すれば2位が確定する形になった明桜館。先鋒戦の勝利で流れをつかむと、そこから3勝し鹿児島工業に勝利。全国への切符をつかみました。

一方の女子は、2年ぶりの優勝を目指す国分中央と連覇を狙う鹿児島南の一戦が事実上の決勝戦に。
鹿児島南は、新チームになってから公式戦で国分中央に勝てていません。
先鋒戦は3年生でキャプテン同士の対戦に。南の先鋒・三崎が僅差・優勢勝ちで流れを引き寄せます。中堅戦は引き分け、優勝の行方は大将戦に。

(大将戦、互いに次の動きを探る)

南は2年生の芝原が技ありを奪うと、国分中央の天川を最後まで攻め続けて勝利。この結果、2対0で鹿児島南が優勝。新チームになってから公式戦で勝てなかった相手に雪辱を果たし全国への切符を手にしました。

試合後、鹿児島南3年の三崎茉莉キャプテンは「新人戦、県選手権と負けた悔しさから練習を頑張ってきた。その中で、チームが1つにまとまれたので勝てた。鹿児島であるインターハイで、日本一を目指して頑張る。」と笑顔で話しました。

全国大会・インターハイの柔道は、8月9日に鹿児島市で開幕します。

関連記事一覧