ユナイテッドFC アビスパ福岡に惜敗
サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは、5月26日にホームでアビスパ福岡と対戦。
1点が遠い試合となりました。
18位につける鹿児島ユナイテッドFCは、21位で、J3降格圏からの脱出を狙うアビスパ福岡との九州ダービーに臨みました。この試合で金鍾成監督は、本来の「フォワード」の選手をスタメンに置かない大胆な布陣を試みます。
立ち上がり、怪我から復帰したMF五領が鋭いシュートを放つなど、立て続けに攻撃を続け、ペースをにぎったユナイテッドFC。守備でもアンがファインセーブを見せます。
0対0で迎えた後半立ちあがりも、先発出場の枝本がボールを動かし、積極的にラストパスを出すなど何度となく惜しい場面を作りますが、ゴールネットを揺らせません。すると流れをつかみきれないまま後半19分に、スローインから一瞬の隙をつかれ失点。
追いかけるユナイテッドFCは、前身のFC鹿児島からチームを支え続ける田上を投入。J2初出場の田上にスタジアムからは大声援が送られ、田上もシュートを放ちます。最後まで攻めたユナイテッドFCでしたが、反撃も及ばず、0対1で2戦連続のホームでの敗戦となりました。
試合後、五領淳樹選手は「簡単にボールを失うと、相手にペースをにぎられてしまうことも多いので、そこは反省したい。「完敗」という内容ではないと思うので、選手一人ひとりがコミュニケーションを取り合って、修正して次の試合に臨みたいです。」と話しました。
順位を20位に落し、再びJ3降格圏が迫ってきたユナイテッドFC。
次の試合は6月2日、アウェイで現在2位のモンテディオ山形と対戦します。