鹿屋中央が11連覇 県高校総体・レスリング団体
今年夏に鹿児島を中心に南九州4県で開催される「全国高校総体・インターハイ」出場をかけて熱戦が続く県高校総体。5月21日にはレスリング団体が行われ、鹿屋中央高校と樟南高校の2校が、1つの代表権をかけて争いました。
体重別に7試合で争うレスリング団体。軽量級で躍動したのは樟南でした。
1試合目の51キロ級で試合開始早々テクニカルフォール勝ちすると、2試合目の55キロ級も樟南が勝利し2対0と先行します。一方、11連覇を狙う鹿屋中央は60キロ級の長谷川がこの流れを止めるテクニカルフォール勝ちを収めると、徐々に王者の貫禄を発揮し4試合目も勝利し2勝2敗とします。このあと、5試合目でキャプテンの小田桐が勝利を収め、逆転した鹿屋中央が勢いに乗ると、その後も樟南を圧倒し5対2で、団体戦11連覇を達成しました。
試合後、鹿屋中央キャプテンの小田桐和真選手は「目標にしているのはインターハイで勝つことなので、インターハイに向けてこれで満足せず、練習を励んでいきたいです。」と力強く話しました。
優勝した鹿屋中央は、7月29日から熊本県で開かれる全国大会に出場します。