決勝に進出したのは? 春の高校野球鹿児島大会
高校野球の春の鹿児島県大会は4月4日に、冷たい風が吹き続く鹿児島市の県立鴨池球場で準決勝が行われました。
【第1試合】 神村学園12−6尚志館
第1試合では、秋の県大会優勝の神村学園と、ノーシードから打力で勝ちあがった尚志館が対戦。中盤6回まで終わって11対4と神村がリードを広げます。追いかける尚志館は7回表1アウト1塁から、4番の窪田のセンターオーバーのタイムリーヒットで1点を返し尚志館がコールドゲームを免れます。さらに8回表。尚志館は1点を返し、なおも2アウト満塁で再び4番・窪田。しかし三振に切ってとられると反撃もここまで。結局12対6で、神村学園が決勝進出を決めました。
【第2試合】 鹿児島実業8−0鹿児島商業(7回コールド)
第2試合は鹿児島実業と鹿児島商業という伝統校同士の一戦。多くの高校野球ファンに見守られる中、初回に先制に成功した鹿実がその後も小刻みに得点を加えリードを広げます。相手にチャンスが訪れそうな場面では、好守を見せた鹿実が8対0、7回コールドで決勝進出です。
神村学園と鹿児島実業の決勝戦は、4月5日の午後0時から県立球場で行われます。
なお、準決勝に進出した4校は、4月20日に鹿児島市で開幕する春の九州大会に出場します。