鹿商・鹿児島南が全国へ! 全日本高校バレー県予選

高校生バレーボーラーの憧れの舞台、年明けに東京で行われる「全日本バレーボール高校選手権大会」の県予選決勝が、11月4日に鹿児島市で行われました。

男子決勝では、夏にインターハイに出場し13年ぶりの優勝を目指す鹿児島工業と、8連覇以降、優勝から遠ざかり3年ぶりの全国を目指す鹿児島商業が対戦。第1セットは、鹿児島工業が3年生・エース有川のアタックなどでリードを築きます。しかし、鹿商が徐々に差を縮めると終盤に逆転に成功。この後、デュースに入った戦いを鹿商が粘り強く奪います。
これで勢いに乗った鹿商は、コンビネーションや2年生エース大赦のパワーで得点を重ねセットを奪うと、3対0のストレート勝ちで3年ぶり29回目の全国大会出場を決めました。

試合後、鹿児島商業3年の尾曲叶歩選手は、
「これでもう一度、全国のスタートラインに立てたので、ここからてっぺん目指していきたいと思います。」と目標を見据えました。

一方、女子の決勝は、夏のインターハイ全国3位で、この大会の連覇を目指す鹿児島南と、2年ぶりの優勝を目指す鹿児島女子が対戦。第1セット、最大6点差までリードを広げられた女王ですが「修正力」を発揮。終盤には逆転に成功し、そのまま第1セットを奪います。客席からの応援にも力を貰った鹿児島南がセットカウント3対0で連覇を果たしました。

試合後、鹿児島南3年の大工園彩夏キャプテンは、
「目標は「日本一」なので、それを達成するために日頃の練習から意識していきます」と着実な一歩を誓いました。

優勝した両校は、来年1月5日に東京で開幕する全国大会に出場します。

県予選の結果はこちらから
2018年 全日本高校バレー 鹿児島県予選男子TM
2018年 全日本高校バレー 鹿児島県予選女子TM

関連記事一覧