鹿児島県高校総体バスケットボール 決勝リーグ賭けた”甲鶴戦”
県高校総体バスケットボールは大会３日目の３０日、サンアリーナせんだいで男女ベスト４をかけた試合が行われました。
決勝リーグ進出４チームを決める男子５回戦。シード甲南に、ノーシードから勝ち上がった鶴丸が挑みました。
”ライバル”として常に接戦になる両チームの対戦は、今回も激しい守り合いからロースコアの展開に。高さに勝る甲南に対して、鶴丸はゴール下で体を張ったプレーで対抗し、桑島のシュートなどで前半を２４－１５とリードして折り返します。
しかし後半、甲南がオールコートのディフェンスで仕掛けると流れをつかみ、４Ｑに逆転して一気に１１点をリード。鶴丸も終盤３点差まで追い上げ、ルーズボールに互いに飛び込むなど勝利への執念がぶつかり合いましたが、結局４６－４２で甲南が勝って決勝リーグ進出を決めました。
ゴール下で意地と意地のぶつかり合い。体を張る甲南・鶴丸の選手たち
鶴丸・川上裕生キャプテン『チーム一丸をテーマに戦ったが、甲南のディフェンスが一枚上手だった。保護者などいろんな人に支えてもらってのバスケットだった。その恩返しをしたくて一生懸命できたので悔いはない。これからは大学受験で”全国”と戦う。チームメイトと励まし合って頑張りたい』
男子ベスト４は、川内・甲南・れいめい・池田による決勝リーグとなりました。
一方の女子は、第１シード鹿児島女と第２シード鹿児島純心がともに敗れる波乱。鹿児島・鳳凰・れいめい・神村学園による注目の決勝リーグになりました。
【男子】
＜５回戦＞川内８９－４８鹿児島商 甲南４６－４２鶴丸 れいめい８５－５７鹿児島中央 池田６９－４８鹿児島工
＜決勝リーグ１戦目＞川内８４－４５甲南 池田７３－６１れいめい
【女子】
＜４回戦＞鹿児島８６－７５鹿児島女 鳳凰５９－４７川内 れいめい７６－５９鹿屋女 神村学園８９－７８鹿児島純心
＜決勝リーグ１戦目＞鹿児島７９－５５鳳凰 れいめい７３－６３神村学園
四国インターハイ出場を賭けた３１日（火）の決勝リーグ男女最終戦は、ＭＢＣアプリ・ホームページでライブ配信でお伝えします。
◆女子・決勝リーグ最終戦 鹿児島ｖｓれいめい １２：５０頃～
◆男子・決勝リーグ最終戦 川内ｖｓ池田 １４：２０頃～
