ユナイテッドFC 2021シーズンは7位で終了
サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは12月5日にアウェーでカターレ富山との2021シーズン最終戦に臨み、引き分け。7位で今シーズンを終えました。
シーズン最終戦を7位で迎えた鹿児島ユナイテッドFCは、4位のカターレ富山と対戦。
立ち上がり、相手の攻勢に押され気味の展開になると、前半5分にはサイドチェンジからペナルティーエリア内に侵入され、先制を許してしまいます。同点に追いつきたいユナイテッドFCは前半16分。左サイドから個人技で米澤が、さらに、こぼれ球に反応した五領が立て続けにシュートを放ちましたが、ゴールネットを揺らせませんでした。
最終戦を白星で終えたいユナイテッドFCは、後半4分に、今季で引退する酒本の華麗なヒールパスからフォゲッチがクロスを上げ、最後は米澤がヘディングシュート。これがゴール左に決まり、米澤の今季チーム最多となる9ゴール目で同点に追いつきます。この後も、サイド攻撃からチャンスを作ったユナイテッドFC。しかしシーズンを通して課題となった決定力不足が最後まで尾を引き、得点を奪えず1対1で試合終了。今季最終戦を引き分けで終えました。
試合後、米澤令衣選手は「後半に追いついて、さらにチャンスも作ったが決めきれなかった。勝ちたかったが、後ろも耐えてくれた。良い時も悪い時も多くのサポーターが声援をくれたので応えたかった。個人個人が、しっかりと来季に向けて準備していきたい。」とシーズンを振り返りました。
なお、ユナイテッドFCの最終順位・7位は、チームのJ3の歴史の中で最も低い順位となりました。
12月4日には、今季途中から指揮を執った上野展裕監督の退任も発表されており、来シーズンに向けてチームをどう立て直していくのかに注目です。