レブナイズ 鮫島和人ヘッドコーチとしての初勝利
バスケットボールB3リーグで前節2か月ぶりの勝利を挙げた11チーム中10位の鹿児島レブナイズは4月29日と30日、9位金沢武士団とアウェーで対戦。
鮫島和人ヘッドコーチ兼選手の初陣であり、新型コロナウイルスの影響で合流が遅れていたデスモンド・ヒューバート選手のデビュー戦となりました。
29日の第1戦、鮫島はスタメン出場で、第1クォーターを18-14とリードします。その後逆転を許しますが、初出場のヒューバートの活躍もあり互角の展開に。後半残り5分を切ったところで76-76の同点。しかし終盤、金沢の高確率の3ポイントシュートで突き放され、結局85-91で連勝はなりませんでした。
翌30日の第2戦は鮫島が選手として出場登録をせずヘッドコーチに専念。すると、10点を追う後半第3クォーターにレブナイズの攻撃が爆発。ディオップとヒューバートの高さを生かしてリバウンド争いを制すると、第3クォーターだけで30得点。守っては金沢の得点を6点に抑え、72−58と一気に14点をリードします。終盤に追い上げられる場面もありましたが逃げ切って、104−93で逆転勝利。鮫島和人ヘッドコーチの初勝利となりました。
鮫島和人ヘッドコーチ兼選手『新体制になって初の勝利、すごく嬉しい。昨日は僕自身HC兼選手という初めてのことで、どういった形でゲームを組み立てるか苦労した。今日はミーティングで自分がベンチから外れることを伝え、自分が考えたゲームプランを選手たちがしっかり遂行してくれたことが今日の勝利に繋がったと思う。今までプレータイムが少なかった栗原・田中・喜久山がそれぞれ仕事をしてくれた。課題もあるがもっともっと期待していきたい。』
#14 デスモンド・ヒューバート『チームとしてとても良い試合ができた。特に後半は激しいディフェンスからの速攻で、良い形で点を重ねることができた。個人的には前半のチームが苦しい時間帯に、前向きに引っ張っていけるよう積極的なディフェンスを心掛けた。とても良い勝利だったと思う。』
今シーズン5勝目で順位は10位のレブナイズ。次節は5月3日と4日に指宿総合体育館で9位八王子と対戦します。
【GAME1 4月29日】
○金沢 14 22 34 21 | 91
●鹿児島 18 17 29 21 | 85
#22 ディクソン:19得点
#77 川上:17得点
#14 ヒューバート:15得点
#15 濱田:11得点
#35 ディオップ:9得点・11リバウンド
【GAME2 4月30日】
●金沢 25 27 6 35 | 93
○鹿児島 17 25 30 32 | 104
#15 濱田:20得点(キャリアハイ)・6アシスト
#35 ディオップ:18得点・10リバウンド
#14 ヒューバート:18得点・3ブロックショット
#77 川上:17得点
#12 藤田:13得点
≪B3リーグ 2020-21シーズン 順位表≫(4月30日現在)
1 岡山 24勝6敗
2 アイシンAW 22勝6敗
3 東京EX 22勝6敗
4 静岡 22勝8敗
5 岩手 19勝9敗
6 豊田合成 16勝14敗
7 岐阜 11勝19敗
8 金沢 8勝22敗
9 八王子 6勝18敗
10 鹿児島 5勝23敗
11 埼玉 3勝27敗