鹿児島ドリームウェーブが九州大会へ 全日本クラブ野球選手権
社会人野球クラブチームの日本一を決める「全日本クラブ野球選手権」の1次予選にあたる鹿児島大会が日置市で4月4日に行われました。
心配された雨こそ止んだものの、冷たい風が吹くなか行われた試合では、代表権をかけて、連覇を狙う鹿児島ドリームウェーブと薩摩ライジングが対戦しました。
試合は、薩摩ライジングの久保、鹿児島ドリームウェーブの前元、両先発の好投にバックが答えます。締まったゲームは8回まで両チーム無得点で進み、迎えた9回ウラ。ドリームウェーブ先発の前元が、ピッチャーマウンド前への当たりに好フィールディングを見せ、試合は延長戦に突入します。
何度もピンチを切り抜けた鹿児島ドリームウェーブは12回表、2アウト1塁の場面で6廻り目の深迫がセンターオーバーとなるタイムリーヒットを放ち走者一掃、これが決勝点となり延長12回、1対0で鹿児島ドリームウェーブが勝利。
4月17日から大分で開かれる2次予選「九州大会」に県代表として出場します。
試合後、決勝のタイムリーを放った鹿児島ドリームウェーブの深迫柊摩選手は、
「これ以上、ピッチャーに投げさせたくないと思って打席に入りました。チームとしては、集中して気持ちを切らさずにやろうと決めていて最後まで続いた結果が勝ちにつながったと思います。九州大会も勝って前に進んで行きたいです。」と充実した表情で語りました。