ユナイテッドFC 首位に立つ!

(その1点、その勝ち方を待っていました!)

サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、5月19日にホーム・白波スタジアム(鴨池)でSC相模原に勝利し、全17チームの中で最初に勝点を20に乗せ、得失点差でアスルクラロ沼津を越え、今シーズン初めて首位に立ちました。

前半、鹿児島ユナイテッドFCは、持ち味のパスをつなぎ、サイド攻撃から相手ゴールに迫りますが、なかなか得点できません。

一進一退の攻防が続き、両チーム無得点のまま迎えた後半32分。右サイドからの五領のコーナーキックが、相手選手もかすり直接ネットを揺らし、ユナイテッドFCが待望の先制点を奪います。

しかし、残り5分を切った時間帯、ペナルティーエリア内での競り合いで相手を倒したと判定され、相模原にPKを決められ同点に追いつかれます。

詰め掛けたサポーターにホームゲームでの白星を届けたいユナイテッドFCは、後半アディショナルタイム。藤澤選手が、自らのロングスローのクリアボールを拾い、左サイドを縦に抜けます。相手DFを引き付けながら、一瞬タイミングを遅らせ中央に狙い済ましたクロスボールを送ると、ファーサイドから走りこんできた田中秀人選手がヘディングで合わせ、決勝点をゴール左隅に叩きこみます。

2対1で勝利したユナイテッドFC。
リーグ戦、ここ6試合負けなしで、暫定首位に立ちました。

試合後、田中秀人選手は「同点に追いつかれた場面は、自分が守っていたので、どうにかしてチームに貢献したいと思っていた。ボールが来ると信じて、がむしゃらに走った結果です」と話しました。

鹿児島ユナイテッドFC、リーグ戦の次の試合は6月3日で、アウェー・東京でFC東京U23と対戦します。
またその前、5月27日には、鹿児島で天皇杯1回戦、長崎代表の長崎総合科学大学と対戦します。

関連記事一覧