シエルブルー鹿屋 国内最高峰の自転車レース参戦決定!
鹿屋・大隅半島を拠点に活動を続け、世界を目指して戦う自転車のプロチーム・シエルブルー鹿屋が、鹿児島からは初めて、国内最高峰の自転車ロードレース「Jプロツアー」に参戦することが決まりました。チーム発足6年目で、戦いの主な舞台を、トラックレースからロードレースに移す、新たな一歩「リスタート」になります。
これは、シエルブルー鹿屋が、全日本実業団自転車競技連盟からの参戦承認の報告を受けて1月14日に発表したもので、新シーズン・2021シーズンから日本最高峰の自転車ロードレースのシリーズ戦「Jプロツアー」に参戦するということです。
チーム結成当初の2016年からトラックレース(中・長距離)を中心に活動してきたチームがロードレースの世界に本格参戦するという新たな一歩、リスタートになります。
チームは、現在所属する2選手に、新たに8名の選手を加えた10人態勢でスタート。2021年の「Jプロツアー」は3月中旬に開幕し、日本各地で20戦程度のレースが行われる予定です。
新体制でチームキャプテンに就任した冨尾大地選手(鹿児島県出身/南大隅高校・鹿屋体大卒)は、
「今年からロードチームとして再スタートを切れることを嬉しく思います。これまで通り鹿屋市、鹿児島県への地域貢献活動を続けながら、活躍できるように頑張ります。また若いチームですので、積極的な走りで、皆さんをワクワクさせられるようにしたいと思っています。チーム一丸となって勝利を目指して走りますので、皆さん、応援よろしくお願いします!」と新シーズンスタートへ思いを新たにしています。
また、鹿屋体育大学出身で海外でのレース経験もある、新加入の石橋学選手は、
「大学時代にお世話になった鹿屋に帰って来られて嬉しく思うとともに、チームとしても、自分自身にとっても、新たな挑戦が始まると思ってますので、全力で取り組んでいきたいと思います。そして強いシエルブルー鹿屋を見せられるよう頑張ります!」と新チームへの思いを語りました。
チームは、1月末から合宿などを通して強化を図り、3月中旬のJプロツアー開幕戦(兵庫)に臨むことになります。
【チーム紹介】※生年月日/出身/脚質/主な成績
冨尾大地 選手
1997年1月22日/鹿児島県・鹿屋体大出身/パンチャー
2018年 世界大学自転車競技選手権ロードレース12位
2019年 全日本トラックチャンピオンシップ ポイントレース3位
2020年 全日本トラック チーム・パーシュート4位(鹿児島県チーム)
原田裕成 選手
1993年8月11日/岡山県・鹿屋体大出身/クロノマン
2018年 ツアー・オブ・ジャパン堺国際クリテリウム優勝
2019年 全日本トラックチャンピオンシップ・ポイントレース優勝
2020年 東日本トラック4km個人追い抜き優勝(日本実業団記録)
2020年 全日本トラック チーム・パーシュート4位(鹿児島県チーム)
<新加入選手>
石橋学 選手
1992年11月30日/青森県・鹿屋体大出身/クライマー
2015年 ジロ・デ・イタリア出場(日本人最年少での出場)
2019年 ツアー・オブ・ジャパン個人総合7位
2019年 ツール・ド・北海道第2ステージ2位
2020年 日本自転車競技連盟 エリート男子ロード強化指定選手
伊藤舜紀 選手
1995年3月13日/北海道/ルーラー
2019年 全日本トラックチャンピオンシップ・スクラッチ6位
(伊藤 舜紀 選手)
白川幸希 選手
1997年5月15日/岡山県/ルーラー
2018年 宇都宮クリテリウム・スプリント賞
2019年 まえばしクリテリウム13位
真鍋諒太 選手
2000年2月8日/香川県/クライマー
2018年 福井国体・成年男子ロードレース6位
<育成選手> ※鹿屋体育大学に在籍しながらチームに参加する選手
古谷田貴斗 選手
2000年11月11日/神奈川県/パンチャー
2018年 インターハイ2位
2018年 全日本ロードレース・ジュニア4位
道見優太 選手
2000年12月14日/兵庫県/スプリンター
2017年 全国高校選抜・ロードレース4位
2018年 全日本ロード・ジュニア5位
大河内将泰 選手
2001年4月22日/三重県/パンチャー
2018年 全国ジュニア・ロード優勝
2019年 全日本ロードジュニア3位
<プレイングマネージャー>
徳田鍛造 選手兼監督
1992年4月13日/京都府
2013年・2014年 全日本ロードU23優勝