県高校総体は6月に「延期」 5月中旬までに判断

(4月30日の臨時常任理事会後の会見風景)

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて全国高校総体(=インターハイ)が中止となり、鹿児島県高等学校体育連盟は「県高校総体」の対応について検討を続けていましたが、4月30日の理事会で、開催を6月に延期し、5月中旬までに最終決定する方針を決め、新日程も発表しました。
県高校総体の「延期」の判断は、1968年に県高体連が発足してからは初めてのことです。

今年の県高校総体は、5月20日からの登山競技を皮切りに32競技が行われる予定でした。その中で県高体連は4月28日に臨時の常任理事会を開いて、大会の中止や延期も含めて対応を検討しました。
その結果、公共の体育施設が5月末まで閉館のところもあるため、会場確保が難しいこと。九州大会が中止になり県大会を「後ろ倒し」する余地が出来たこと。高校生の目標の大会であることから、可能な限り慎重な判断をする必要があるとして6月への延期を決めました。
そして、今後の感染拡大の状況を見極めながら健康・安全を第一に、5月中旬までに開催の可否を最終判断するとしています。

また、全国高校総体が中止になったことを受けて日本高体連が、今後の状況を見て『最後の年』となる3年生に部活動の成果を発揮できる場を設けるよう要請していますが、県高体連は、県大会が行われなかった場合に改めて考えたいとしています。

県高校総体の延期後の新日程はこちらから

※これまでに、九州大会・全国高校総体の中止は正式に発表済
※5月17日の自転車競技・ロードレースは併催大会中止の為、大会日程が延期に
※秋から冬に行われる予定のラグビー・駅伝については、今後の状況を見ながら検討

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