ユナイテッドFC 今季アウェー初勝利!
サッカーJ3の鹿児島ユナイテッドFCは、4月7日にアウェー群馬で昨シーズンまでJ2に所属していたザスパクサツ群馬と対戦。2対0の完封勝利で今季アウェー戦初白星をあげました。
前の試合から、先発を5人入れ替えた三浦泰年監督。2トップには新加入外国人選手のコンビではなく川森・野嶽の二人を、またボランチの位置には、今季初先発となった中原秀人を起用しました。
前半、ユナイテッドFCは、サイド攻撃からゴール前へボールを入れ、野嶽に合わせるなどチャンスを作りますが得点ならず。逆にザスパが中央からゴールに迫ってくる場面では、体が大きな相手にしっかりと守備を固め無失点。0-0で試合を折り返します。
後半、風上に立ったユナイテッドFC。立ち上がりの時間、積極的に攻撃を仕掛け、特に右サイドの五領が活性化、得点の香りがし始めます。
両者一進一退の攻防が続くなか、後半16分。ボランチの中原から、左サイド縦へのパスにサイドバックの藤澤が反応し、ゴールラインギリギリの位置からマイナスのクロスをあげると、中央で野嶽が頭で合わせ今季初得点!ユナイテッドFCが先制します。
この後、相手にボールを持たれる時間が長くなりましたが、しっかりと守り、決定機を作らせなかったユナイテッドFC。逆に後半38分には、左サイドまで回りこんだ五領が、相手を引き付けてペナルティーエリア内からのクロスボールをあげると、中央に遅れて走りこんできた野嶽が、再び頭で合わせて追加点。
これで試合を決めたユナイテッドFC。2対0の完封勝利で今季アウェー戦初白星をあげました。
試合後、2得点の活躍だった野嶽惇也選手は「いい形を作ってくれたので、あとは決めるだけでした。自分の得点で試合を決められたのは嬉しい。きょうの試合でも反省すべきところがあり、それが分かったのでしっかり準備していきたい」と気を引き締めていました。
次の試合は4月14日(土)午後1時から。
ホーム白波スタジアム(県立鴨池陸上競技場)で、FC琉球と対戦します。