鹿児島純心女子が準V インターハイ新体操団体

高校生アスリートが全国の頂点を目指す南部九州総体。
8月7日には、新体操の団体競技が行われ、鹿児島純心女子が32年ぶりの表彰台に立ちました。

この日は、一般観覧者や保護者向けに約2000席分の抽選券が用意されましたが、開場前にすべてが無くなるほどの注目が集まるなか、各県の代表が磨き上げてきた演技を披露しました。県代表の鹿児島純心女子は、「6位入賞」を目指して県大会よりも難度を上げた技を、次々と決めていきます。また、表情も動きも豊な表現力で会場全体の空気を自分たちのものにし、ほぼほーミスの演技で、今シーズンチーム最高得点となる22.400を出し、見事準優勝。
県勢としては、1982年の鹿児島純心女子の優勝以来、32年ぶりの表彰台に立ちました。

演技後、鹿児島純心女子2年・団体リーダーの光成和佳奈選手は、
「支えて下さった皆さんに感謝して、1・2年生全員のチーム9人で一つになれたからこそ、この演技ができたと思います。」と笑顔で語り、感謝とチームワークの高まりを、高得点の理由に挙げました。

また、栗山菜々緒監督は、
「選手たちが目標にしていた『伝わる』演技ができたのを色々な方から声を掛けられ実感した。きょうは、目一杯褒めます。」と、目に涙を浮かべながら話して下さいました。

なお、開催県枠で出場した女子の鹿児島実業は、ミスがあったものの立て直し47チーム中、34位。
全国からコミカルな動きで注目される男子・鹿児島実業は、鹿児島開催ならではの振り付けを披露するなどし会場を沸かせ、23チーム中、22位でした。

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