3連勝をつかみきれず… 鹿児島ユナイテッドFC
サッカーJ2の鹿児島ユナイテッドFCは、5月18日にホームで横浜FCと対戦しました。
強い雨が振る時間もあった白波スタジアムに、鹿児島実業高校出身の松井大輔選手もメンバー入りする横浜FCを迎えた試合。
立ち上がり、相手の前線からのプレスと、攻守の早い切り替えに押され気味だったユナイテッドFCは、落ち着いた守備からチャンスを作ります。前半34分には、牛之浜からのサイドチェンジのボールを右サイドで受けた右足のスペシャリスト酒本が、相手を一人かわしペナルティーエリア右サイドを縦に突破し絶妙なボールをあげ、ニウドの2試合連続ゴールを生み出しユナイテッドFCが先制します。
このまま優位に試合を進めるかに思われましたが、後半に入って、追いかける横浜が精度の高い攻撃を仕掛け、後半14分には同点弾。さらに、試合終了間際には守備で耐え切れずにPKを与え、逆転されてしまい1対2で敗れました。
試合後の会見で金鍾成監督は「後半開始直後から選手が試合を落ち着かせているように見えた。リードしていても負けているチームのように攻撃を仕掛けられるチームになっていかないといけない。」と、攻め続ける姿勢の大切さを指摘しました。
またニウド選手は「もっと得点を獲ってチームに貢献したい。」と、2試合連続のゴールにも満足した表情は見せませんでした。
この結果、ユナイテッドFCは順位を2つ落として18位になりました。
次の試合は、5月26日(日)午後1時から、ホームに現在21位のアビスパ福岡を迎えます。