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雪辱を果たした肝属チーム~県地区対抗女子駅伝競走大会2017~

県内12地区の女性ランナーが、早春の霧島路を駆け抜ける「地区対抗女子駅伝競走大会」の第30回記念大会が1月29日に行われ、肝属チームが大会新記録で優勝しました。

冷たい雨が降るなか行われたレースは、午前10時に霧島市の隼人運動場をスタート。6区間、21.0975キロで争われました。

1区で快走を見せたのは日置。
神村学園のケニアからの留学生カマウ・タビタ選手が、区間記録タイとなる12分38秒でタスキをつなぎます。

続く2区では、
日置、姶良、肝属、鹿児島の激しい先頭争いが繰り広げられました。

この写真のあと、2区中間点を過ぎる所では、日置・肝属・姶良が横一線、そのすぐ後ろに鹿児島がつくという、近年まれにみる激戦。
1号移動車の解説を務めて下さった第一生命グループ女子陸上競技部の満枝まどか選手も「すごい展開、選手同士の意地のぶつかり合いですね。」とコメント。

そんな中、2区を制したのは17年ぶりの優勝を狙う姶良でした。

しかし、3区の中学生区間では、2位・肝属の原田まりん選手が快走をみせます。

解説の満枝さんが「すごいダイナミックな走りで、見ていて気持ちが良いですね。日本人とは思えないくらい、素晴らしい走りだと思います。」とコメントした原田選手は、これまでの記録を7秒縮める9分31秒の区間新記録の走りをみせ、去年連覇を狙いながらも7位に低迷した肝属をトップに押し上げます。

未来の長距離ランナーが活躍を見せるなか、一般選手も力強い走りを見せた今大会。熊毛チームでは、47歳で初出走となった野竹選手もふるさとのタスキをつなぎました。

レースは最終6区。
独走状態の肝属でしたが、地元・姶良の戸田選手が驚異の追い上げを見せます。

(最後の上り坂・隼人運動場への道では、残り80mまで詰めた!)

しかし肝属は、追い上げる姶良を振り切り、大会記録を28秒縮める1時間9分20秒でフィニッシュ。2年ぶり10回目の優勝を果たしました。

肝属チームのタスキには、今回のメンバーの思いだけではなく、去年悔しい思いをしたチーム、そして期待していた地元の皆さんの分の思いもこもっていました。

肝属と姶良が大会記録を更新し、若い力の活躍も目立った第30回記念大会。次回はどんなレース展開となるのか?各地区の活躍が期待されます。

(解説をして下さった満枝選手と。 「また走ってみたい大会」の1つだそうです!)

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