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神村学園が準優勝 全国高校駅伝・都大路

(1区・木之下から2区・シンシアへたすき渡し)

師走の京都を駆ける、高校生長距離ランナーの憧れ「全国高校駅伝」、通称・都大路が12月22日に行われ、去年初優勝を果たした女子県代表の神村学園は2位で惜しくも連覇ならず。男子代表の鹿児島実業は、悔しさの中に、来年への望みを見出しました。

5区間、21.0975キロで争われる女子。県代表で4年連続26回目の出場となった神村学園は、去年の優勝メンバー3人を含む5人全員2年生のチームで臨みました。
各校のエースが集う1区6キロを任されたのは木之下選手。前半は先頭集団についていましたが、後半の上りで苦しみ、遅れだします。木之下は終盤まで粘りの走りを見せますが、トップと34秒差の14位でタスキを渡します。
初めての都大路となったシンシアは、序盤から飛ばすと、次々に前の選手を抜いていきます。そして、2区残り1キロを過ぎたところで連覇を狙う神村学園がトップに立ちます。シンシア選手は、4.0975kmの距離で13人を抜き、区間タイ記録の快走を見せ、3区の黒川選手にタスキをつなぎます。この時点でライバル2位・興譲館、3位・仙台育英からのリードは6秒。
去年と同じ3区を任された黒川。曲がり角の多いテクニカルなコースを前半からいいペースで走ります。しかし、その背後に2位・仙台育英3年の清水選手が迫っていました。最後は仙台育英にかわされますがトップから3秒差の2位で都大路初出走となる鳥居選手にタスキをつなぎます。
ここで離されると苦しくなる展開のなか、鳥居は懸命に前を追い5秒差でタスキをつなぎ、アンカー勝負に持ち込みます。
最終5区はキャプテン対決。前を行く仙台育英は3年生の木村選手。追う神村は2年生でキャプテンの中須。連覇に向けて、その差を縮めようと中須が懸命に追いますがなかなか縮まらず、逆に後半は、離される展開に。
結局、神村学園は仙台育英の背中をとらえきれず、19秒差の1時間7分19秒の2位で連覇ならず。
去年の優勝タイムを上回りながらも、頂点に立つことはできませんでした。

(準優勝メダルにも、笑顔は少なく。)

一方、7区間42.195kmで争われる男子には2年ぶりに鹿児島実業が出場。参加校で最多となる50回目の都大路となりました。
今年の男子は70回の記念大会で、各地区大会で上位に入った強豪校も出場し、58校で争われるハイレベルなレースとなりました。

そんな中、7人中4人が1・2年生という若いチームが、来年につながる走りを見せます。
最長区間、1区・10キロを任されたのは2年生の徳丸選手。前半の登りで苦しみ後方でのレースとなると、33位でタスキをつなぎます。この後、一旦順位を落とした鹿実でしたが、3区を任された3年生でキャプテンの神薗選手が8人抜きの走りを見せ31位まで順位を戻し、後半に望みをつなぎます。
それでも、流れを変え切れなかった鹿実は2時間8分13秒の43位でフィニッシュ。その悔しさが、来年につながります。

(今年の経験が、チームに引き継がれる)