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岡澤セオン選手が東京五輪に向けて前進 ボクシング全日本選手権

 

(「壁」とも称された強敵を相手に、間合いをみて攻撃に出る・赤:岡澤選手)

東京オリンピックにも「近づく」勝利となりました。

11月24日に阿久根市で行われた、アマチュアボクシングの日本一を決める「全日本選手権」決勝で、県勢期待の岡澤セオン選手が見事、優勝しました。

11月20日からの5日間、阿久根市で行われたこの大会。来年の「かごしま国体」のリハーサル大会であり、東京オリンピックの「予選大会」への出場につながる大事な大会で、県勢で唯一、決勝に進出したのは、普段は鹿屋で高校生を指導しながら競技を続ける、69kg級の岡澤セオン選手です。

地元の声援を背に「優勝」を狙う岡澤選手は、ロンドンオリンピック代表の強敵と対戦。
序盤、間合いを嫌う相手に対して、入り込んでボディーを的確に決めていく岡澤選手が、徐々にリズムをつかみます。第2ラウンドには、相手のパンチをかわしながら的確にポイントを稼ぎます。会場では地元の高校生たちの応援が響くなか、最終ラウンドは接近戦になります。
最後は打ち合いになりましたが、鹿屋に来て磨いたスタミナも武器に3ラウンドを戦いきります。

そして会場には「69キロ級優勝は―。赤コーナー、岡澤セオン選手!」とコールが響き渡り岡澤選手がガッツポーズ。5対0の判定勝ちを収め、この大会2年連続2回目の優勝を決めました。

試合後、岡澤セオン選手は、「鹿児島のキッズ、高校生に教えているからこそ、自分の背中で、やっている事が正しいと見せたかった。歴代のチャンピオンのなかでも「一番強いのは岡澤セオンだ」と言われるよう、まだまだ努力して強くなりたい。アジア・オセアニア大会で金を取って、東京五輪でも金メダルを獲りたいです。」と力強く語りました。

(地元高校生の星・荒竹選手も憧れる岡澤セオン選手)

東京五輪の出場権が掛かったアジア・オセアニア予選は、2月中旬に中国の武漢で。世界最終予選は、5月にフランス・パリで開催され、どちらかで上位に入ると東京五輪代表に内定します。

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