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  • 2020年のかごしま国体や東京オリンピックでの活躍が期待される鹿児島のアスリートに迫りました。

ヒーローファイル 第9回 ボウリング 丸田小百合選手 (1月13日放送)

【支える現役プレーヤー ボウリング丸田小百合選手】

多くの方がレジャーとして経験したことがあるであろうボウリングですが、実は国体競技の一つです。

国体の会場でもある鹿児島市のボウリング場サンライトゾーンで練習しているのが、丸田小百合選手。

丸田さんは去年11月に行われた鹿児島県アマチュア選手権女性の部で優勝するほどの実力を持ちながら、国体では鹿児島県成年男子チームの監督を務めています。

職場に近いという理由でボウリング場に通い始めた丸田さん。趣味の一つにとどまらず、気づけば競技として熱中していました。ボウリング歴はなんと25年。長くプレイするうちに国体にも10回以上出場する実力者となりました。

◆熱中したポイントは―。

『やっぱり、自分がイメージした通りにボールがいって、ストライクになるときは気持ちがいいです。』

しかし丸田さんは、去年の福井国体には選手ではなく監督として参加。現役は続ける一方、国体については若手に引っ張ってほしいという思いから、監督業に専念しています。

◆監督としての役割は―。

『選手には当然プレッシャーがあって、メンタル面で潰れることって意外と多いんですけど、普段練習しているものをそのまま試合で出せるのがもちろん一番なんです。それが出せるようにアドバイスして引き出すのが監督の役目だと思います。』

◆かごしま国体の目標は―。

『最低でも8位入賞。個人の実力で負けていても、チームで盛り上がって自分の実力以上の結果が出せるというのを目指して頑張ってもらいたいと思います。』

一方で去年の鹿児島県オールアマチュア選手権では、福井国体出場選手をおさえての優勝。一流の実力をもつ丸田さんは、『私も選手としてまだ投げていますので、やはりいろんな大会、県外の大会や九州大会、全国大会に参加できるときは、少しでも結果を出したいなっていうのが今の目標ですね。』

ボウリング場では、丸田さんのお知り合いだという80歳の男性がマイボウルをもって練習をしていました。ボウリングは年齢を問わず、長くプレイできるスポーツ。丸田さんも、長くボウリングを楽しんでいきたいと話していました。

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