気になる秋のお天気♪

ポニー1号から薗田です☺
お店に並ぶ野菜や果物、そして朝や夜に吹く風が少しずつ秋に近付いているな~と感じる今日この頃ですが、今週は「秋の気配」をテーマに中継をお届けします!
今日は、鹿児島市高麗町の甲突河畔から、秋の天気や空について、MBC気象予報士の大山有布佳さんにお話を伺いました♪

今年の夏は“災害”と言われる程の猛暑で、台風も多かったですが、やはり、暑さが台風にも関係していたそうです・・・台風が発生する南の海の海面水温が平年よりも高かったのが原因だそうで、海面水温が高いと積乱雲が発生して、その積乱雲が集まって渦を巻き、発達すると台風になるんだとか⛈
また、台風がくる前の空!!鮮やかなピンク色で、びっくりされた方も多かったのではないでしょうか?台風が近付いてくると、台風から湿った空気、水蒸気を多く含んだ空気がどんどん流れ込んでくるそうなのですが、太陽の光は色んな色を含んでいて、水蒸気が多いと赤色形の光がより目に届くようになるので空がいつもより赤かったりピンク色に見えたりするそうなんです😳不思議ですね~🤔
台風といえば9月に多いイメージですが、実は、8月と9月だとやってくる台風の数自体はそんなに変わらないそう😳(平均で、8月が6個、9月が5個だそう・・・)夏は太平洋高気圧(日本の東にある高気圧)が強かったり、また風が弱い為、台風が複雑な動きをして、日本にこないことも多いんだそうですが、9月になると夏の太平洋高気圧が少し弱まって、その高気圧の淵をまわって、台風が日本へやってくることが増えてくるそうで、その為9月に台風が多いと感じる方が多いんだそうです!(年によって違うこともあるのですが、あくまで平年の傾向です♪)
また、今年の秋の気象の特徴を伺いました♪今年はまだ高温傾向が続きそうで、9月~11月まで平年よりも気温が高く、暖かい秋になりそうということでした・・・半袖の出番が長く続く予感です😂
夏は真っ青な空や入道雲等の景色を楽しむことができますが、秋は空気中の水蒸気も夏に比べると少なくなり、空気が乾いて澄んでくるので、薄いスジ状の雲だったり、うろこ雲を見ることができるそうですよ☺
また“秋の空は高い”とも言われていますが、そう言われている理由を伺いました!秋は大陸からやってくる乾いた空気を持った高気圧におおわれることが増えてくるそうなのですが、そうすると空気中の水蒸気が少なくなって空が澄んで見えてくるので、夏よりも空が高く見えるんだそうです😳
他にも“女心(男心)と秋の空”という言葉もあるぐらい、秋の空は天候が変わりやすいと言われていますが、その理由も伺いました!夏は日本の東から太平洋高気圧におおわれることが多くなりますが、秋になるとそれが弱まって、上空の西風に乗って大陸のほうから高気圧と低気圧が交互にやってくるので、そうすると天気が晴れの日雨の日と交互になって天気が変わりやすくなるそうなんです🤔
今年の秋は、日本よりも南の海の海面水温が高い状態が秋も続くと予想されていて、台風が発生しやすい状態が続くと言われているそうなので、皆さん、台風情報にも気を付けながら、そして秋に近付くにつれての空や風等の変化も楽しみながら、この秋を過ごしてくださいね☺

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