水琴窟の音色で涼を感じて・・♪
ポニー号から脇野です🐰
暦の上では今日は立秋!まだまだ秋の気配は感じられないですが、意外にあっという間なのかもしれないですね🎃
いまだ続く暑さを吹き飛ばすために、今日は音でひんやりを感じようということで薩摩川内市にある川内まごころ文学館に行ってきました!
お話を伺ったのは、学芸員の財部ともみさん😊🌸
川内にゆかりのある作家・有島3兄弟や川内出身で改造社という出版社の創業者・山本実彦に関する歴史物などを中心に展示しているこちらの資料館。
ひんやりなものはどちらに・・??
中庭にありましたーーーー!!!!
こちらは『水琴窟』とよばれる日本庭園の装飾の一つで、約400年前に建築家・作庭家である小堀遠州が発明したもの💡
手水鉢(手前にある鉢)にたまった水の排水装置であると同時に、地中に埋めた「甕(かめ)」に水滴音を共鳴させてその音を楽しむという、なんとも風流なものなんです🌸
写真の中心にある大きめの石の上に、柄杓で水をすくった水を垂らすと「カランコロン」という素敵な音が聴こえてきました・・!!
一滴一滴垂らすごとに鳴る音が違うのでいつまでも水を流していたくなるのですが、中の甕に溜まった水の量によっても音色が変わるそうで、垂らし続けていたら鳴らなくなってしまいました・・😱
水琴窟というなまえの由来は不明だそうですが、鳴る音が琴の音色に聴こえることからこの名称になったのでは?という一説もあるそう!時期や天候、日によっても鳴ったり鳴らなかったりするそうです!
耳をかたむけている間だけは、暑さを忘れて聞き入ってしまいました☺
文豪たちもこの音を聴きながら執筆活動をしていたのかなあ、なんていうのも考えてしまいました♪この夏は、歴史に触れ合うとともに水琴窟の音色で涼をかんじてみてください☺