さみしいような元気に送り出したいような。別れの季節の桜を見上げると・・・

1月から担当して下さった皆さんの最終回の一週間。肝付町の地域おこし協力隊・田中綾音さんも今回ラストを迎えた。
最後に選んだのは3月26日付・南日本新聞1面より「鹿県内の桜 早くも見頃」の記事。
内容は、鹿児島で観測史上2番目と早かったソメイヨシノの開花。それで県内の名所では見頃を迎えた週末、花見客が賑わった。また桜祭りなどのイベントの関係者は、予想外の速さに戸惑ったというものだった。開花が早かったこともあり、今年の桜は田中さんにとって、別れを思い出させる桜となったようだ。先週末にお花見を行った田中さん。そこには地域の方が50人ほど集まったという。
🗣「異動してしまう先生たちとか参加して下さって、さみしいような元気に送り出したいような、複雑な気持ちでした」と話していた。さらに・・・
🗣「特に今年は身近な人達も・・・子どもたちは卒業したり、先生たちは異動したり、協力隊の同期も卒業したり。身近な人との別れがほんとに寂しいなっていう季節なので、桜を見るとそれが元気になるような・・・気がします!」
そこで、美坂アナウンサー「上を見なきゃ、前を見なきゃって、背中を押されますね☺」
さみしいような元気に送り出したいような。別れの季節の桜を見上げると・・・
さてさて、田中さんの〝地元〟岸良の桜の話も・・・🌸
お花見をしたのはテコテン桜と呼ばれている樹齢200年の見事な桜のこと。一本だがすごい存在感なのだという。しかも樹齢200年でありながら最近出来た名所。テコテン桜の話はradikoタイムフリーで。おしまいにこの3ヶ月の締めくくりとして田中さんが思い描いている未来を伺った。
さみしいような元気に送り出したいような。別れの季節の桜を見上げると・・・
🗣「これからも岸良とか肝付町の良いニュースをたくさん発信させてもらえたらいいなって思います。肝付を出た人達が、どこかで聞いて、肝付町だ!岸良だ!って思い出してもらえたら良いなって思っています」
肝付に魅せられ肝付を愛する田中さん。最初から最後までその気持ちはぶれることがなかった。
これからも田中さんの取り組みに期待したい。
また取り組んでいること、〝ナゴシドン〟などもまた元気な声とともに、番組で紹介してくれるだろう。

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