とうとう種子田さんの正体が明かされる!?和紙漉きアーティストの仕事は江戸時代まで遡る!

水曜日は和紙漉きアーティストで鹿児島方言研究会、鹿児島弁検定協会会長の種子田幸廣さん。1月からこのコーナーにご出演いただき、担当いただくのは3月まで。3分の2が終わろうとしていた今回、ずっと気になっていた和紙漉きアーティストの顔が明かされた!
先日新聞に掲載されていた、「鶴田和紙のカジハギ(和紙の原料となるカジの樹皮をはぐこと)が行われた」というニュースを取り上げて話がスタートした。
とうとう種子田さんの正体が明かされる!?和紙漉きアーティストの仕事は江戸時代まで遡る!和紙の原料を、この時期に作業して1年間ストックしておくのだという。種子田さんが途絶えていたものを復興させて今、継承しているのは伊作和紙。日置市吹上町の地名にある伊作。その近くの坊野地区に江戸時代に植えられ、今は荒れていたカジの木を地域の皆さんと協力してよみがえらせた。
このカジハギの作業、種子田さんは先月、梅が香るぽかぽか陽気の日に終えたようで・・・
🗣「楮(コウゾ)の甘い香りと、サツマイモのよか~においと。」と、幸せそうに語っていた。
・・・さつまいも??カジハギの作業は剥ぐ前に2時間ほど蒸して剥ぎやすくするのだが、そこにサツマイモも一緒に蒸しておやつにするのが恒例のようだ😋種子田さんたちのもぐもぐタイムはサツマイモだった。
種子田さんの作風に話を進めよう。このストックしている原料をその都度炊いて紙漉して和紙にするのだが、わりとアート的な仕上がりにして、そこへ弟子達が絵を描いて(お弟子さん!?話の中でいきなりの登場!)楽しんで作っているそうだ😳
美坂アナウンサーは以前工房へ伺った時のことを話していた。その和紙を使って作ったランプが素敵で印象的だったとか✨
🗣「江戸時代は文具屋さんとかないわけじゃないですか、紙なんかは自分で調達していた。作って、それを薩摩藩に上納していたと。書くものは絶対大切ですから。」と種子田さん。
これまでの種子田さんのお話が西郷どんのことも多かったせいか、書状をしたためる西郷どんの姿が浮かんだ。

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