女子駅伝の熱そのままに…都大路を駆け抜ける“車いす駅伝”

金曜日にお話を伺うのは、社会福祉法人 鹿児島身体障害者福祉協会 スポーツ情報課長で鹿児島県障害者スポーツ協会事務局長の前田 究さん。現役の車いすマラソン選手として活躍しながら、障害者スポーツの普及・振興に取り組んでいる前田さんは、この日奄美にいた。
2月12日に奄美市住用にある奄美体験交流館で開催するスポーツ教室の準備のためだ。
新たな競技を取り入れつつ、地域のスポーツ拠点を作りたいと、ボッチャフライングディスクの体験教室を行う予定だという。(詳細は県身体障害者福祉協会HPで)奄美における障害者スポーツがさらに盛り上がっていくことを期待したい。
さて今回、前田さんが取り上げたニュースは、1月14日(日)に開催された『皇后盃 第36回全国女子駅伝』
鹿児島県チームは、社会人1人、中高生主体という若いメンバーで構成され、全国的にみても戦力が弱いと思われたが、結果17位と大健闘した。
将来有望な選手も多く、今月28日(日)に行われる『第31回 鹿児島県地区対抗 女子駅伝競走大会』に出走する選手もいて、その走りを目の当たりにすることができる!と前田さんも楽しみにしている。
(MBCテレビ・ラジオ・HPで実況生中継)
そんな前田さんご自身も現在、駅伝大会に向けて練習に励んでいる。
3月11日(日)に開催される『第29回 全国車いす駅伝競走大会』は、先の全国女子駅伝のコースの復路で、国立京都国際会館前をスタートし、西京極総合運動公園の陸上競技場にフィニッシュするという5区間、計21.3キロで競われる。
鹿児島県チームは、参加18チーム中、昨年、一昨年と最下位に低迷している。
しかし今年は、昨年「えひめ全国障害者スポーツ大会」の投てきで金メダルを獲得した選手を新戦力として起用し、ランクアップを狙っているという。それぞれ個人練習を積み、月に2度ほどの合同練習で調子を合わせ、これから出走区間などを決めていく。
ベテランと若手が融合した新チームが都大路を駆け抜け、どんなドラマを見せてくれるのか、私たちも楽しみに応援したい。
 
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