学生服のリユース店「NAZUNA~なづな」 東 大介さん

 

今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!

「日本を元気に!あなたの街のささえびと」レポーターの鶴園直子です。

このコーナーでは、「私たちの日常を支える人」すなわち“ささえびと”。

地元や地域、街を盛り上げ、元気にしようと頑張っている“ささえびと”をご紹介します。

さて、子どもたちは今夏休みですが、

今日は「そんな子供たちや、子育て家庭を支える人」ご紹介します。

今回のささえびとは、鹿児島市平之町にある、

学生服のリユース店「NAZUNA~なづな」を営む、東 大介さんです。

 

👨‍🎓改めてどんなお仕事をされているんでしょうか?

鹿児島市・日置市・指宿市・姶良市・霧島市と、その周辺を対象とした、

幼稚園・小学校・中学校・高校・看護学校・専門学校・短大の、学生服などのリユース事業を行なっています。

他に『Kagoshima Eco Bridge Project』というボランティア活動をしているんですが、

上履き、体育館シューズ、運動靴をメインに、ランドセル、柔道着、剣道着、鍵盤ハーモニカなどの学用品、

鉛筆ノートなどの文房具、子ども服、辞書など、

お子さんが使用するものを多岐にわたり、無償でお下がりをする活動も行なっています。

 

👨‍🎓学生服のリユース店を開こうと思ったきっかけは?

私は小学生の子どもを持つ親です。

ちょうど上の子が幼稚園に入るころに、勤務先の事務所が閉まることになって無職になりました。

入園時の数万円の制服代も大きな負担でした。

安くで手に入らないかと探しましたが、ネット上でもリサイクルショップでも扱いがありませんでした。

「卒業した後の制服は着なくなったあと、どこに行っているのだろう」と疑問が生じました。

自分が学生時代に着ていた学生服はどこに?

「お下がりがされない学生服が、タンスの肥やしになった後、廃棄されるのはもったいない!

少しでも安く買える所があれば、困っている家庭の手助けになるのでは?」というところから、

事業をスタートすることになりました。

 

👨‍🎓皆さんから届いた制服を、とても丁寧にお手入れをして並べていらっしゃいます。

買い取りや寄付を受けた学生服類は、クリーニングの種別や補修箇所をチェックします。

その後、すべて手作業でクリーニングをして、

補修し、アイロンをかけて、記名を取り除くなど手を入れて、

可能な限り「おさがり感」が出ないようにピカピカにしてから並べます。

クリーニングをして持ち込まれたものも、すべてクリーニングし直して、汗汚れを落として、除菌しています。

 

👨‍🎓これまでお店をされてきて、見えてきたことは?

あまり知られてはいませんが、鹿児島県は子育て世代の貧困が全国でワースト3位です。

学生服が高価で買えなくて、学校に行けない子どもがいることはあまり知られていません。

また、子どもさんが卒業されて、着なくなった学生服を保管しているご家庭が実に多いです。

SDGsが謳われるようになり、学生服などもリユースできることを知って、

多くの方が『次のお子さんへ役立てて欲しい』と、学生服を持ち込みしてくださいます。

「近くの誰かが困っている。助けたい。」という思いが、このコロナ禍でより強くなっていると感じます。

 

👨‍🎓やりがいを感じる毎日なのでは・・・?

学生服を持ち込んで下さる方、購入をして下さる方、両方から「ありがとう」と言って頂きます。

日々、学生服などの寄付の持ち込みがあり、それらに添えられた応援のメッセージを見ると、

「学生服だけでなく、ひとの温かい思いやりの気持ちも繋いでいかなくては」と思います。

 

👨‍🎓これからどんな風に繋いでいきたいですか?

先日桜島で、シューズを洗浄するなどのリユースイベントを行い、

短期間で400足を超えるシューズの寄付がありました。👟✨

学生服のリユースだけでなく、このような取り組みを通じて

『ものを大切にして、次に繋げ、助け合っていく』という、人にも環境にも優しい活動を知って頂いて、

子どもを含め、より多くの方に当事者としても参加していただければ良いなと願っています。

 

「おさがりの橋渡し」、

優しい気持ちも一緒に乗せて、

次の子どもたちの手に渡る学生服たち。

東さん、これからも素敵な橋渡しのお手伝いをお願いします!

興味のある方もいらっしゃると思います。

「学生服リユース店NAZUNA~なづな」さんのHPをご覧いただくか、

099-248-8663までお問合せ下さい!

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