TOYOTA街角ステーション「ホットペッパー」

今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
トヨタ街角ステーションレポーターの鶴園直子です。
このコーナーでは、いつかのおでかけの参考にして頂きたい、
おすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。
今回は奄美市笠利町から、
これからの時期にぴったりのひんやりスイーツをご紹介しました!
 
今回ご紹介するのは、
毎年ゴールデンウイークから12月までの間だけオープンするお店・・・、
「ホットペッパー」です。

奄美大島の北部「奄美市笠利町」の喜瀬集落、
お隣はさとうきび畑、趣のある古民家のお店です。

こちらは、タコスやブリトーなどのメキシコ料理をはじめ、
タコライスなどの軽食を楽しめるお店なんですが、
これからの時期、皆さんが楽しみにされている大人気商品があるそうなんです。
それは、島の果物を使ったかき氷「奄美フルーツかき氷」です!
 
このかき氷を手掛ける、神奈川県ご出身のオーナー、中間芳樹さんにお話を伺いました。

かき氷は全部で種類。
パッションフルーツ・マンゴー・たんかん・グアバ・すもも・黒糖ミルク、
それぞれのジャムやピューレがトッピングされます。
それぞれの果物の収穫時期に、地元の農家さんからまとめて材料を仕入れ、
シロップやジャムなどを手作りしています。
 
ちなみに黒糖ミルクは、
島で地元の皆さんがよくお茶うけに食べる、固めた黒糖を煮戻してシロップにしていて、
コンデンスミルクをかけた、まろやかでやさしい味のかき氷。
片手で持てる位の大きさのカップに、2段重ねでシロップをかけ、
その上にジャムをトッピング!
手作りシロップたっぷりの、贅沢なかき氷です🥰🧡
 
1番人気は「パッションフルーツ」


 
濃い味のマンゴーや、柑橘系では1番糖度が高いと言われるタンカンは、
さっぱり味で人気です。
 
ちなみに中間さんのおすすめは、「黒糖ミルクのミックス」


こちらは、カップの下半分に黒糖ミルク、
上半分にお好きなフルーツ系のシロップをかけた2段重ねのかき氷。
1つで2つの味が楽しめるとあって、こちらが実は1番人気!
食べ進めていくと、最初はフルーツの味、
次第に下の黒糖ミルクと味が混ざっていって、それもまた美味しい!
味の変化も楽しめる、1度で2度おいしいかき氷です。
黒糖ミルクとフルーツの組み合わせ、ちょっと食べてみたいです・・・。
 
こちらのかき氷、こだわりは「氷」
ブロックアイス(角氷)はなんと自家製氷!
浄水器を通した水を、ゆっくり48時間かけて製氷して、切り出します。
その氷を削るのは、微調整ができる、
昔ながらの手動のスライサー削り機

ふわっふわのパウダースノーのような、細かくさらさらの氷を削ります。
だから氷削り機の刃の研ぎ具合がとても大切!
よく研がれていない刃では氷が荒く、
みぞれのようなガリガリとした氷になってしまうので、
大工さんがカンナの刃を扱うように、
刃のお手入れは大事なお仕事の1つなのだそうです。
職人さんです✨✨
 
そんな中間さんおいしい氷に削る秘訣を伺ったところ、
氷を冷やし過ぎないことと教えてくださいました。
氷を冷やしすぎると、
出来上がりがとがって、口に入れても冷たさが刺さるような感じになるのだとか。
逆に、柔らかいゆるい氷から削り出すと、
角のない舌触りのよい氷に仕上がるそうです。
だからふわっふわの優しい氷になるんですね!
「奄美のフルーツとかき氷の相性は良いですね!夏場のほてった体に、フルーツの優しい甘みがしみます・・・。」と中間さん。
そんな中間さんのかき氷、食べてみたくなりました。
 
また、奄美の基幹産業であるサトウキビから作る甘~い黒糖ミルクは「元気が出るね!」とか、
店内には冷房がないそうなんですが、「汗が引いてホッとするね!」なんてお声も頂くそうです。
食べると元気が湧いてくるようなかき氷なんでしょうね!
中間さんが削るパウダースノーのようなふわふわかき氷に、
手作りの南国奄美のシロップ。
1杯500円です。
奄美を訪れた際は、皆さんも1度立ち寄って味わってみてはいかがでしょうか?
 
場所のご紹介
<場所> 奄美市笠利町喜瀬。奄美空港から車で10分程。喜瀬簡易郵便局から300m程。
<営業時間> 昼12時~夕方6時。
<定休日> 火曜日
<お問合せ> 0997-63-2116

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