TOYOTA街角ステーション「CAFÉ Typhoon」

今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました。
トヨタ街角ステーションレポーターの鶴園直子です。
このコーナーでは、
いつかのおでかけの参考にして頂きたい、おすすめのテイクアウトグルメをご紹介しています。
今回も「花と鍾乳洞の島」沖永良部島からご紹介しました。
 
今回ご紹介するお店は、
沖永良部空港から車でおよそ30分程のところ
大島郡知名町瀬利覚にあるカフェ「CAFÉ Typhoon」です。
 
地元知名のご出身のオーナー、植中りえさんが切り盛りしています。
お母様がなさっていたブティックだった場所を、
ご夫婦でセルフリノベーション!
15年前にオープンしました。

 
人気メニューは、旬のフルーツを使ったフルーツサンドや

パフェ、

島の濃厚なはちみつを使ったフレンチトースト。
素敵なインテリアに囲まれて、おしゃれな時間が過ごせます。☕✨

 
そんな人気のカフェなんですが・・・。
実は営業時間はお昼の3時から夕方6時半までの3時間半だけ。
それには理由があるんです。
実は、植中さんが作る「ちんすこう」が評判を呼んで、
今では島内のみならず全国から注文が入る人気商品になったから。
植中さんがお1人で、1つ1つ手作りをしているから、
いつしか営業時間が短くなってしまったというわけなんです。
 
ちんすこうといえば、
沖縄のお土産でもおなじみの美味しい焼き菓子ですよね?
2年ほど沖縄に住んでいらっしゃったことのある植中さん。
植中さんご自身もちんすこうが大好きで、
元々は、自分のおやつ用に作っていらっしゃったそうなんですが、
それをお知り合いの方に差し入れしたりしているうちに評判は広がり、
次第に注文は入るようになったのだとか。

 
現在は、プレーン味に、島の特産品の島桑味、ミネラルたっぷりの島塩味種類あります。

何といっても特徴的なのがその形!なんと沖永良部島の形をしているんです。
この形にしようと思われたきっかけは、ご主人の1言だったそう・・・。
「ちんすこうをえらぶの形にすれば、お土産の1つになるかもよ!」
島の形もアピールできるのではということで、
なんとご主人がちんすこうの型を手作りしてくださったそうなんです。
かなり忠実に島の形を再現されています。👏👏

 
さて、ちんすこうの基本の材料は、
小麦粉とラード、お砂糖ととてもシンプル。
ナチュラルな素材にこだわって、
沖縄の昔ながらの作り方で仕上げていらっしゃいます。
本来はだれでも作れる素朴なお菓子と植中さん。
ですが、植中さんの作るちんすこうは、
1度食べると忘れられなくなるような、何とも言えない食感なんです!
その食感は口に入れたとたん、さっくりとしてほろほろ。
なのに、しっとりとしてして、きめの細かいなめらかな食感。
パサパサ感はありません。
これが植中さんのちんすこうのすごいところ。
実は私もいただいたんですが、
とてもしっとり。
口の中で、さらさらさら~っと溶けていくよう・・・。
この食感を出すには、相当なご苦労があったようです。
材料の配合、焼く時のオーブンの温度、焼き時間によって、
やわらかくなりすぎたり、べっとりとした感じになってしまったり・・・。
食感や仕上がりに違いが出るそうなんです。
また、沖永良部島は湿度が高いところ。
島の大敵であるこの湿度でも、仕上がりが変わってしまうので、
その日の天気や気温で細かい調整が必要なんです。
そんなこだわりが詰まった沖永良部島の形をしたちんすこうは、
島のお土産や、結婚式のプチギフトにと喜ばれています。
ちなみに、人気は島塩味!特に女性から人気です。
島桑味は濃い抹茶のような味。
後味にほろ苦さもありながら、くせのない味なので、
甘いのが苦手な方にも好評との事。
島型のちんすこうを食べたら、沖永良部島に行きたくなりました!
しっとりさくほろ、溶けるような食感の植中さんのちんすこう。
皆さんも1度召し上がってみてはいかがでしょうか?

場所のご紹介

<場所>  大島郡知名町瀬利覚。知名町の繁華街の一角にあるそうです。
<営業時間> お昼3時~夕方6時30分
<定休日> 木・日曜日
<お値段> プレーンが1つ80円・島桑味と島塩味が90円
      (人気商品なので予約がおすすめ!)
      また、鹿児島市東千石町のコーヒースタンド「Tabby Coffee」で購入できる他、
      地方発送もされているそうですので、
      お電話・メール(cafe.typhoon@gmail.com)でお問い合わせ頂くか、
      オンラインショップでもお買い求め頂けます。
<お問合せ>   0997-93-3363

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