TOYOTA街角ステーション「一番鶏」

いよいよ新年度がスタートしましたね!

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

連日の、新型コロナウイルスの感染拡大のニュースもとても気になっています。

手洗いやうがい、自分に今できることを1つ1つ・・・ですね。

そんな中、

トヨタ街角ステーションも8年目に突入しました!

新年度もどうぞよろしくお願いします!

月の1週目と2週目、5週目は、

私が見つけてきた美味しいテイクアウトグルメをご紹介してまいります。

さて新年度1回目の今回は、「クレープ」をご紹介しました。

今回伺ったのは、霧島市国分中央3丁目にある、

クレープと手羽先餃子のテイクアウト専門店「一番鶏」です。

こちらを切り盛りするのは、オーナーの中村太紀さんです。

この「一番鶏」というお店の名前は、

中村さんのご両親が3年程前まで営まれていた居酒屋さんの名前を引き継がれたものです。

地元で30年近く親しまれた居酒屋さんでしたが、惜しまれつつ閉店。

当時看板メニューだった手羽先餃子を残したいという想いと、

中村さんご自身が1本食べきれるクレープを作ってみたいという想いから、

クレープと手羽先餃子のテイクアウト専門店をオープンされました。

さてメニューは、

ふわふわの生地とバターという、シンプルに生地を楽しむ「バターシリーズ」や、

ふわふわの生クリームを使った「クリームのシリーズ」、

生クリームにバナナをトッピングした「バナナのシリーズ」、

旬の果実を使った期間限定の「プレミアムシリーズ」、

ランチタイム限定の「おかず系クレープ」など、

およそ14種類あります。

こちらのクレープの特徴は、

何といっても、とても柔らかい「生地」です。

特に生地作りにはこだわっていて、

生地だけでも十分食べてもらえる位、バター感を感じる、パンチのある生地になっています。

中村さんが理想とする生地を目指して、

粉の量や粉の種類、バターの量などをこだわりにこだわった結果、

とても焼きづらい、ゆるい生地にたどり着いたのだそう。

生地がゆるいので、丸く焼くのが難しかったり、やぶけやすかったりで、

毎日焼きづらくて困っていらっしゃるそうなのですが、

そのご苦労もあって、バター感を感じる、しっとりとした、やわらかい、もちもち生地になっています。

さらに生地の焼き方にもこだわりがあります。

板の上で丸く生地を広げる時に、

わざと生地の薄いところ、厚いところを作って、

あえて均等にしないのだとか。

そうすると食べた時に、

薄くてパリパリして香ばしいところと、

もちもちしっとりしているところの両方の食感が楽しめるそう。

 

お店1番人気は、期間限定のプレミアムクレープ「いちご」。

地元国分の農家さんから取り寄せる「ピカいちご」という品種のいちごを使った、

まるでパフェのようなクレープです。

食べ進めると、フレッシュないちごのトッピングやいちごソース、

クッキーのさくさくが出てきたり、

アーモンドをキャラメリゼしたガリガリが出てきたり、

さわやかなレモンクリームが入っていたり、

味や食感が何度も何度も変化します。

最後の最後までいちごがたっぷり入っていて、贅沢なクレープ。

ミルク感たっぷりのさっぱりとした生クリームと、

ちょっと塩気のあるやわらかい生地との相性もばっちりです。

隠れた人気は「バターとシュガー」。

ちょっと厚めのあつあつの生地に、

たっぷりとバターを溶かして、

ざらざらとした砂糖を塗ったシンプルなクレープ。

見た目はとてもシンプルですが、

クレープ生地がミルフィーユ状に重なって、

生地の粉感やバター感、もちもち感を存分に楽しめる逸品。

あつあつの発酵バターがじゅわっとあふれて、

素朴ながらも、とてもリッチ感のあるクレープでした。

私はこれが1番好きかもしれません・・・。

とにかく丁寧に作られる、まるでデザートプレートを食べているかのようなクレープ!

自慢のやわらか~い生地、

皆さんも1度味わってみてはいかがでしょうか?

<場所> 霧島市国分中央3丁目。

     国分小学校前交差点から、県道472号日当山敷根線に向かって真っすぐ、400~500m程進んだところです。

<営業時間> 昼12時~夜7時(生地がなくなり次第閉店)

<定休日> 木曜日(不定休もあります。)

<お値段> 520~930円

<お問合せ> 090-9402-1416

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