TOYOTA街角ステーション「米粉シフォンMELANGE」

今週も、お聞き頂きましてありがとうございました。
トヨタ街角ステーションレポーターの、鶴園直子です。
今回も、私が見つけてきた美味しいテイクアウトグルメをご紹介しました。
今回伺ったのは鹿児島市荒田1丁目。
鹿児島市電の二中通り電停近くにあるシフォンケーキの専門店
「米粉シフォンMELANGE」です。

こちらを切り盛りするのは、
オーナーの谷口ことみさんです。

こちらはその名の通り、
米粉を使ったグルテンフリーのシフォンケーキを手掛けるお店です。

国産の米粉100%で、
お砂糖も、沖縄や奄美産の島砂糖。

果物もなるべく農家さんから仕入れるよう素材にこだわって、
しっとりでもっちり食感のシフォンケーキが自慢です。

 
その店先に、この冬突如登場したのが、大きな大きな素焼の壺。

大きさは直径が50センチ、筒周りは170センチ程あります。

 
ちょうど私の腰より少し高い位の高さがある、大きな壺なんですが、
実はこの壺で焼く焼き芋が、口コミで大人気なんです。
その名も「つぼ焼きいも」。
ほくほくとした石焼き芋とはまた食感の違う、
ねっとりとした、
まるでスイーツのような焼きいもなんです。
きっかけは、
たまたま見ていたテレビで、つぼ焼きいもが紹介されていたこと。
さつまいもはグルテンフリーだし、
何も手を加えずに、素材をそのまま活かせる・・・。
これはお店で出してみてもいいかもしれない!と、
早速谷口さんはこのつぼを探しました。
が!!
これが鹿児島では手に入らない事が分かり、
直接、つぼ焼きいも専用の壺を扱う業者さんにお願い・・・。
いろいろとアドバイスを頂きながら、
ようやく先月、つぼ焼きいもの販売に至りました。
つぼ焼きいもの特徴は、その「焼き方」にあります。
焼き芋を焼くための専用の素焼きの壺の中に、
1つ1つお芋をつるして、
炭火でじっくり焼きあげます。

焼く時にふたをするので、
高温の蒸気で蒸し焼きにするイメージです。
皮をこがさないように焼くのがポイント。
皮はパリッと香ばしく、中はしっとりねっとり。
皮もしっぽも全部全部おいしい!

蜜がたっぷりで丸ごとおいしい焼き芋です。

おいしく焼き上げるコツは「炭の火加減」。
炭の量を調整しながら火加減を調節されているんですが、
火が強すぎると焦げてしまうし、
逆に弱すぎると中まで火が通らなかったり、
皮がしわしわになって固くなって、
食感も悪くなってしまうのだそう。
30分に1回はふたを開けて、さつまいもをくるくると返しながら、
まんべんなく火が通るようにしています。
そうすることで、お芋の甘い蜜が皮の外側まであふれ、
その蜜がまるでりんご飴の外側のようにカリカリとした食感に変わって、
何とも言えない、香ばしい甘さになります。
ちなみに種類は2種類。
熊本産の紅はるか「ハニースイート」と、
種子島産の安納芋「ハニーゴールド」。
「紅はるか」は、蜜をたっぷり含んでいて、とにかく甘さがすごいです!

手で握るとつぶれてしまう位柔らかくて、
まるでさつまいものクリームを食べているようです。
「安納芋」は、紅はるかに比べてずっしりと重みがあって、
ねっとりとした食感。

芋の味が濃くて、濃厚な味わい。
食べ応えがあります。
焼きたては皮がパリッとしていて、食感が楽しいですが、
少し冷ますと蜜が全体に馴染んで、甘さがより際立ちます。
蜜がたっぷり、ねっとり甘~いつぼ焼きいも!

皆さんも1度召し上がってみてはいかがでしょうか?

改めて場所のご紹介です。
<場所> 鹿児島市荒田1丁目。
鹿児島市電の電車通り沿い。二中通り電停の近く。
<営業時間> 朝10時~夕方4時半(売り切れ次第終了)
<定休日> 水・日曜日
<お値段> 紅はるか・安納芋共に、1つ350円で販売されています。
<お問合せ> 099-814-7273
※さて来週は、ネッツトヨタ南九州与次郎中央店におじゃまします。来週もお楽しみに!

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