TOYOTA街角ステーション「肉の大野屋」

今週もお聞き頂きまして、ありがとうございました!
トヨタ街角ステーションレポーターの、鶴園直子です。
今回も私が見つけてきた、おすすめのテイクアウトグルメをご紹介しました!
今回は、一口食べるとどこか懐かしい気分になる、美味しいお惣菜です。
今回伺ったのは、鹿児島市玉里団地3丁目にお店を構えるお肉屋さん、
「肉の大野屋」です。

こちらは創業から44年の、地元でおなじみのお肉屋さんです。
昨年の夏、同じ玉里団地内に移転オープンしたばかりで、お店は新築ピカピカ!
店内に1歩足を踏み入れると、
店員さんたちの元気な「いらっしゃいませ~!!」の声が迎えてくれます。
専門店とあって、種類もとても豊富です!
大きな大きなガラスケースに、
新鮮なお肉や加工品が、ざっと数えるだけでも100種類以上、
その他にも、大人気のコロッケやぎょうざをはじめとしたお惣菜類もずらりと並びます。


また店内の一角では、お野菜や果物も販売されていて、精肉店と八百屋さんが一緒になっているようなお店です。
そんな大野屋で、人気の一二を争うお惣菜があるんです。
それは「ミンチカツ」!

これが、何ともいえない懐かしい気分にさせてくれるミンチカツなんです。
詳しいお話を、製造担当の有迫克哲さんに伺いました。
伺ったところによると、
ミンチカツは、お店を創業した44年前から作り続けているお惣菜で、
社長の奥様のレシピなのだそう。
家庭料理の延長で、
特別な調味料は使わない、ご家庭にあるような調味料で作られるミンチカツ。
だから、毎日食べても飽きない。
ちょっと甘めの味付けが、どこかで1度は食べたことのあるような・・・。
素朴で懐かしい味がします。
こちらのミンチカツの特徴は2つ!
1つ目は、牛肉と豚肉と鶏肉の、3種類のお肉を使っていること。
ただただ入れているだけではありません!
この牛肉、豚肉、鶏肉の配合のバランスがとても大事なのだそうで、
例えば牛肉を入れすぎると、しつこくなってしまって、次に手が伸びない。
逆に鶏肉を入れすぎてしまうと、あっさりしすぎて、インパクトに欠ける。
牛と鶏をつなぐ中継ぎ的な役割が豚肉。
この豚肉で配合を変えながら作られるミンチカツは、
食べた時の1口目に、肉汁がじゅわ~っと出る感じにジューシー、
でもそれがしつこくならないように・・・。
絶妙なバランスになっています。
それぞれのお肉に、ちゃーんとそれぞれ大事な役割があるんですね!
この配合がプロの技!!
例えば、牛肉の油の入り具合も、その時その時で違うので、
「今日はちょっと油が多いかな?」と思ったら、赤身を入れて調整したりと、
そのつど肉質を見て、ベストな配合を探りながら作っていらっしゃるそうです。
もう1つの特徴は食感。
しっかりとミンチされたお肉で作られています。
まず、牛肉・豚肉・鶏肉をミンチして、
そのあと、玉ねぎなどのお野菜や調味料を加えて攪拌。
そしてもう1度荒めのミンチにして、衣をつけています。
全部で3回位ミンチにかけているような感じなので、
食感はなめらかで、しっとりとしています。
でも、お野菜はあらびきなので、
ちょっと食感が残って、甘みを感じる、どこか家庭的な味わいです。
しっかりとした味もついているので、ソースいらず!
お肉の旨味を存分に楽しめる逸品です。
お惣菜類は、お願いをすればお店で揚げて頂けるので、
その場で揚げたてを、はふはふと頂くのもおすすめです。

地元の皆さんに愛され続けている大野屋のミンチカツ。
玉里団地で育った子供たちが、成長して県外に進学・就職して帰省した時に、
「大野屋のミンチカツを食べないと落ち着かない」と言って下さったり、
「大野屋のお惣菜で大きくなった」と言って下さったりするんですって♪
今でも部活帰りの学生さんたちが、おやつがわりにお惣菜を買いにきてくれるのだそう。
有迫さんもその昔、そんな学生だったのお1人。
実はこの私も・・・。私も大野屋のお惣菜で育ちました(笑)!
地元の方じゃなくても、
きっと、ホッとする味がするのではないかと思います。
皆さんも1度召し上がってみてはいかがでしょうか?
<場所> 鹿児島市玉里団地3丁目。鹿児島玉里団地郵便局近く。玉里団地中央交差点のすぐの場所。
<営業時間> 朝9時~夜7時半
<定休日> 月曜日
<お値段> 1個 90円
<お問合せ> 099-220-5222

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