TOYOTA街角ステーション「トリサシとおそうざいEBOSHi」

今週も、お聞き頂きましてありがとうございました。

トヨタ街角ステーションレポーターの鶴園直子です。

今日も甲突川沿いでは、レジャーシートを広げてお花見を楽しむ方の姿を多く見かけました。

今回も、そんなお花見のお供にぴったりの、

テイクアウトグルメをご紹介しました!

今回ご紹介したのは、

鹿児島市荒田2丁目。

鹿児島大学法文学部近くに、昨年の夏オープンしたお惣菜屋さん、

「トリサシとおそうざいEBOSHi」です。

このお店を切り盛りするのは、店主の南 了太さんです。

実は店主の南さんは、元々フレンチのシェフ。

名古屋のフレンチレストランや、

鹿児島に戻られてからは、上柿元さんプロデュースのフレンチレストランなどで、

腕を磨かれた方なんです。

・・・ということで、

こちらのお惣菜店はただのお惣菜屋さんではありません!

フレンチの技を詰め込んだ、レストラン仕込みの味を手軽に楽しめる、

鹿児島ではちょっと珍しい、

フレンチ惣菜のお店なんです。

ここで気になるのが、「トリサシ」の存在ですよね・・・。

そこには、幼い頃の南さんの味の記憶にまでさかのぼります。

ご親戚が、昔から鶏さし屋さんを営んでいるそうで、

幼い頃から、こちらの美味しい鶏さしを食べて育ったのだとか。

今もこの鶏さしが大好物!

ご自分のお店を開くなら、

大好きな鶏さしとフランス惣菜の2つの柱でやってみたいと思い、今の形になったそう。

ちなみにこの鶏さしは、

働くお父さんやお仕事帰りの方に大人気。

日置産の朝挽き鶏を使用していて鮮度抜群!

南さんが1つ1つ、焼き色を見ながら、バーナーで丁寧に炙っています。

だから香りが最高!

味が濃くて、甘みがあり、歯ごたえのいい鶏さしなんです。

そしてもう1つの柱が「フレンチ惣菜」。

ショーケースには、前菜・温菜の数々、

季節のキッシュやテリーヌ、エスカベッシュ(地中海風の魚のマリネ)など、

フランス定番料理の他に、

季節野菜のバーニャカウダなど、

お野菜も摂れるように工夫された、色々な食材を盛り合わせたものから、

リゾットやパスタなど、幅広く並びます。

 

私のおすすめは、お弁当!

お昼には売り切れてしまうお弁当は、

定期的にメニューが変えられるのですが、

スープ付きで480円という良心的なお値段もあってか、

ご近所の大学生にも大人気です。

ちなみに、今提供されているお弁当は、

メインを中心に、こちらもお野菜が摂れるよう、

3品の副菜を添えた、こだわりのメニュー構成になっています。

ちなみに今日のメインは「若鶏のロティ、バスク風ソース」。

こんがりとソテーした若鶏に、

パプリカやオリーブ、玉ねぎやベーコン、生ハムの端っこやトマトを、

出汁で軽く煮たソースが添えてあります。

お肉がびっくりするほどプリップリ、

優しい野菜の甘みがあるクリーミーなソースが、お肉と相性抜群です。

これに添える副菜は、「スパニッシュオムレツ」。

ほくほくのじゃがいもと焼ネギを使った、チーズのコクを強く感じるふわっふわのオムレツ。

それに「紫キャベツのマリネ」。

ざくざくとした食感が楽しい、さっぱりとしたマリネです。

それと「季節野菜と鶏の低温調理に、赤ワインドレッシング」。

食感の良い鶏ハムに、カリフラワーやスナップえんどうなど、

5種類のお野菜が添えてあります。

この赤ワインドレッシングが、深みのあるソースのようで感動します。

ごはんは伊佐米のヒノヒカリ。

その上に、

ナッツやクミン、コリアンダーといったスパイスが入った、

デュカスパイスがかかっています。

色どりが良いのはもちろんのこと、

いろんな食感が楽しめて、

1つのお弁当で、前菜・温菜・メインと、

フレンチのコースを楽しんでいるようで、1つ1つを楽しく味わえます。

作るごとに、どんどんアイディアが湧いてくる南さん。

次はどんなお惣菜が並ぶか・・・目が離せません!

皆さんも1度、このフレンチ惣菜をじっくり、ゆっくり味わってみてはいかがでしょうか?

<場所> 鹿児島市荒田2丁目。鹿児島大学の法文学部の近く。

高麗本通りを鹿児島市街地方向から紫原方面へ走ると、法文学部前交差点があります。

この法文学部前交差点の1つ手前の筋を(角にコンビニがあるんですが)入ると、

まもなく、右手にお店があります。

<営業時間> 昼11時半~夜7時

<定休日> 月曜日

<お値段> お弁当は、カップスープ付きで480円。

<お問合せ> 099-203-0987

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