『温故維新-美・技のSAGA展』佐賀県立博物館・美術館

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今週は、佐賀県佐賀市にある佐賀県立博物館・美術館で3月17日(土)から5月13日(日)まで開催される『温故維新-美・技のSAGA展』について、学芸課の小原 由記子さんにうかがった。

佐賀県では明治維新150年を記念して「肥前さが幕末維新博覧会」と題し、様々な企画が佐賀県内各地で催されている。その一環で、佐賀県立博物館・美術館では2019年1月14日(月)まで特別展を開催する。第一弾が、今回紹介する『温故維新-美・技のSAGA展』だ。

『温故維新-美・技のSAGA展』

幕末から現代までの佐賀の美術の名品を“美”・“技”の2つのテーマで紹介する。

まずは“美”・・・

江戸時代から幕末にかけ、いち早く欧米の技術に着目した佐賀藩。ヨーロッパで油絵を学び、日本人として最も早い時期に裸婦像を描いた百武兼行や岡田三郎助をはじめ、現在国内外で活躍する佐賀と関わりの深い美術家の150年の歴史をそれぞれの代表作でたどる。

つづいて“技”・・・

佐賀藩が将軍家に献上した陶磁器「鍋島焼」や、鮮やかな模様の重厚な織物「鍋島緞通」、「鍋島更紗」、「佐賀錦」など、いわゆる「鍋島ブランド」の美術工芸品の展示で、佐賀のものづくりの底力や奥深さを伝える。佐賀が育んだ至高の“美”・“技”を、明治維新150年の今、感じてみてはいかがだろう。

  • 開館時間:9時半~18時(会期中の休館日なし)
  • 観覧料:当日券500円、前売り券400円
  • 高校生以下及び、障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名は無料
    ※割引などの詳細はHPに掲載

問い合わせ

電話番号:0952-24-3947(佐賀県立博物館・美術館)まで

 

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