リスナーのお悩み解決!「BluetoothとWi-Fiの便利な使い方が知りたい」

RN.ケルディムさん:「Wi-Fi(ワイファイ)とBluetooth(ブルートゥース)の上手な使い方について教えてください」

「Wi-Fi」も「Bluetooth」も“無線LANの種類”

Wi-Fiは「ワイファイ」と呼びます。
Bluetoothは「ブルートゥース」・・・直訳すると“ブルー(青い)トゥース(歯)”???
どんな違いがあるのでしょうか?

パソコンでインターネットを利用する時に、パソコンの本体に直接ケーブルを繋ぐのは「有線LAN」といいます。
それとは違い、ケーブルを繋ぐことなく通信ができるのは「無線LAN」になります。
「無線LAN」には周波数帯というのがあり、それぞれ通信速度や通信距離など特徴が違います。

どうして青い歯?

そして、謎の「青い歯」ブルートゥースの由来は・・・なんとデンマークの王様!

10世紀のデンマーク国王・ハーラル1世は、歯がくろずんでいたそう。
その当時は歯のくろずみを「青い歯(ブルートゥース)」と読んでおり、王様のニックネームがブルートゥースだったそうです。※諸説あり

でも、このハーラル一世はノルウェーとデンマークを平和に統合した国王でもあり、
「無線規格を統合したい」という気持ちを込めて、Bluetooth=ブルートゥースになったそうです。

無線でインターネットを使いたい時はWi-Fiが便利

家や会社のPCでインターンっとにつなぎたい時、「Wi-Fi」を使って“無線”でインターネットに繋ぐことができます。
さらに、複数のパソコンや、スマートフォン、ゲーム機でインターネットを利用する際に「Wi-Fiルーター」を使うことで複数の機器と繋ぐことができます。
これで、スマートフォンで「ギガが減る!」の心配も減りますね。

様々な機器やサービスに応用されているBluetooth

最近は、スマートフォンのメニューの中に「Bluetooth」という、リボンを縦に書いたような形のアイコンが最初から表示されている場合もあります。

ワイヤレス(コードのない)イヤホン、マウス、キーボード。
また、車のカーナビに「Bluetooth」機能がついているものだと、スマートフォンと連動させることができ、スマートフォンに入っている音楽を車内のスピーカーから流すことができたり、
電話がかかってきた際に、社内のマイクとスピーカーを使って通話ができます。

Wi-Fiがルーターを使うことで複数の機器と繋ぐことができたのに比べ、Bluetoothは一対一の通信になります。
一つのパソコンに一つのBluetooth機器しかつなげません。
ですが、消費電力も少なくデータ通信の遅延も少ないので、音楽を聞いたり、マウスを動かすことに向いています。

それぞれの特徴を知って、使い分けることで、デスク周りから邪魔なコードをへらすことができてスッキリ!便利に使えるんですね~。
まさに、無線だからこそのメリットです。

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